三平荘 熱海温泉

熱海の自然と和モダンの世界が融合した大人のための宿

豊かな自然と静けさに包まれて過ごす上質な時間

熱海市役所のすぐそば、いわば熱海の中心地とも言えるロケーション。それなのに、一歩、三平荘の敷地に足を踏み入れれば、緑豊かな自然と静けさに包まれます。
客室は、全てタイプが違う11室。どの部屋もゆったりとした数寄屋造り。上質な時間を楽しみたい大人のための、落ち着いた佇まいの旅館です。

三平荘入り口

熱海の街とは別世界。重厚感漂う入口が非日常の世界に誘います


玄関へのアプローチ

自然に包まれる玄関へのアプローチ


三平荘外観

三平荘外観


シックな玄関の空間

玄関を入るとシックな空間が宿泊客を迎えます。派手さを抑えた落ち着いた佇まいに惹かれます


玄関脇の空間

落ち着いた雰囲気の玄関脇の空間


開放的な窓

開放的な窓に掛けられた御簾(すだれ)が「和」の雰囲気を演出


三平荘は、創業者の名前「百平」からとったもの。その創業者が、昭和の初頭、丹那トンネルの工事で集まってきた労働者や関係者が宿泊する「宿屋」として創業。その後、熱海の中心地に敷地を移し、「温泉旅館」としての営業を開始したそうです。
その敷地は、日露戦争の乃木将軍の参謀であった伊地知男爵(いぢちだんしゃく)の別荘を、「自然を残す」という条件で譲り受けたもの。さらに、隣にあったホテルニューオータニの初代経営者、大谷米太郎氏の別荘の一部を加え、増改築を繰り返しながら現在に至っています。
現在は、伊地知男爵の別荘があった敷地にメインの宿泊棟、大谷米太郎氏の別荘の部分には、会議室やバーラウンジが建てられ、全体として、自然と調和した落ち着いた雰囲気の宿になっています。

造られた自然ではなく、本物の自然に包まれているからこそ、心からくつろげる…
30代、40代のカップルやシニアのご夫婦など、大人に人気があるというのもナットクです。

自然に包まれた回廊

自然に包まれた回廊。庭を眺めながらお部屋に向かう時間もこの旅館の奥ゆかしい演出です


自然と調和した庭

自然と調和した庭の演出


和の雰囲気の通路

和の雰囲気の中にモダンの要素を調和させた通路


客室が全部で11室の三平荘ですが、和の演出のために設置されている「つくばい」の数は、なんと11個もあります。通路に面した庭だけでなく、客室の庭にも、さらには、館内の通路にまであるのが驚き。つくばいに使われている竹の筒は、定期的に変えているそうです。

館内の通路にある「つくばい」

館内の通路にまである「つくばい」。和モダンの世界を演出する重要な要素です


団体客用に、会議室や宴会場、カラオケができるバーが用意されています。

団体客用の会議室

団体客用の会議室。木をふんだんに使った変わった形の天井がオシャレ


和の宴会場

和の宴会場もあります


オシャレなラウンジ

会議室の手前にあるジャズが流れるオシャレなラウンジ

和の風情を心から楽しめる2つの露天風呂

宿泊客が楽しめるお風呂として「上の湯」と「下の湯」の2つが用意されています。
実は、三平荘には、専属の「風呂番」がいるそうで、「上の湯」と「下の湯」の温泉の管理、温泉付きのお部屋の源泉掛け流しの温泉の管理をしています。源泉が熱いため、それぞれのお部屋に付いている温泉は、早い時間から入れ始め、加水しなくても、お客さまが到着したときにはちょうどいい湯加減になるようにしているとのこと。温泉マニアの井伊湯種(いいゆだね)にとっては、感動もののウレシイ気配り。今回、同行していただいた温泉紀行ライターの飯出敏夫(いいでとしお)さんも感心していました。
(「上の湯」「下の湯」は男女入れ替え制。「上の湯」はPM2:30からPM0:00時までが男性、AM6:00からAM11:00までが女性になります。また、「下の湯」は男女逆となります。)

湯種と飯出さんは、さっそく「上の湯」の露天風呂へ。

自然に包まれた温泉

飯出さんと自然に包まれた露天岩風呂を堪能


ヒノキの露天風呂

ヒノキの露天風呂もいい


「上の湯」内風呂

「上の湯」内風呂


「上の湯」の露天風呂近くの石の上にはカッパの置物があります。もともと「上の湯」を作るときに、先代が「カッパ風呂」にしようという話があり、カッパの置物を探していたところ、「織部焼き」のカッパの作品に出会ったそうです。それを、露天風呂の周りにたくさん配置。割れて壊れてしまったものも多いのですが、その名残が今でも宿泊客の目を楽しませてくれます。

カッパの置物

露天風呂近くの石の上に置かれたカッパの置物。表情がなんとも言えずカワイイ


色々なカッパ

色々なカッパに出会えます。「上の湯」の露天風呂の周りで探してみてください


内湯も脱衣所も和モダンの演出が印象的な「下の湯」。夜は、女湯になるため、女性客を意識した演出が印象的です。

「下の湯」露天風呂

「下の湯」露天風呂


「下の湯」内風呂

「下の湯」内風呂。女性客を意識して床はオシャレな石のタイル貼りです


洗い場には、顔がよく見えるよう、それぞれの鏡の上に一人ひとり専用の照明がつけられています。女性客のための細かな気配りに感心しました。

「下の湯」洗い場

「下の湯」洗い場。鏡の上の照明に注目!


脱衣所には、ステンドガラスの演出。これも、女性客を意識した空間演出だそうです。

「下の湯」脱衣所

ステンドガラスがオシャレな脱衣所

湯種も絶賛!源泉掛け流しの露天風呂付き客室は驚きの広さの和モダン空間

三平荘の客室は全11室。その中でも、離れの「光」は驚きの広さ!メインの10畳の和室に、8畳のベッドルーム、掘りごたつ付き6畳の和室、5畳の次の間まであって、そこに、源泉掛け流しの半露天風呂まで。
「なぜ、こんなに広いんですか?」と聞いてみたところ、その理由がわかりました。
昭和30年代の終わりごろ、新幹線が開通して「熱海ブーム」が起こり、部屋数を確保しようということで、大型のホテルや旅館がオープンしました。ゆえに、多くの旅館は、部屋を狭くし、部屋数を増やした時期があったそうです。
このような流れの中で先代は、「広くてゆったり過ごせる旅館」として、他にはない魅力をつくっていく道を選びました。それまでは狭い部屋もあったのですが、2つの部屋を1つにしてまで広さにこだわったということ。だから、三平荘のお部屋はどれも広々としているわけです。

加えて、和モダンの演出も素晴らしく、とにかくオシャレ!純和風のメインの和室とベッドを配置したモダンなベッドルームが織りなす和モダンのイメージで、とても居心地のいい空間です。

さらに驚かされたのは、部屋に付いている半露天風呂。源泉掛け流しというだけで興奮する湯種ですが、このお風呂を見た瞬間、そのオシャレ空間のパワーに圧倒されました。ハイセンスな女性誌から抜け出したような、緑に包まれた開放的なこのお風呂は必見です!

魅力満載の光の間。三平荘の人気のわけを強烈に印象づけられた本当に素敵なお部屋でした。

半露天風呂

光を上手く利用したセンス抜群の半露天風呂。女性誌に載せたくなるような写真が撮れました


ベッドルーム

和モダンの空間に溶け込むベッドルーム


メインの和室

15畳のメインの和室


半露天風呂付きの「葵」は、伊地知男爵の別荘の面影を残す和の空間です。15畳のメインの和室に4.5畳の掘りごたつのある部屋、さらに3畳の次の間が2つある広々とした客室です。しかも、部屋にある半露天風呂は源泉掛け流し。
部屋の前にある専用庭には、日本の文化を感じさせるつくばい。和の情緒を満喫できるこのお部屋は、ゆったりと上質な時間を過ごしたい人にぴったりです。

広々とした「葵」

広々とした上質な和空間「葵」


「葵」の庭

つくばいがある「葵」の庭


「葵」半露天風呂

「葵」の部屋にある源泉掛け流しの半露天風呂

旬の食材にこだわったオリジナル懐石料理

三平荘の料理は、旬の地元食材を中心に板前さんが心を込めて作ったオリジナルの懐石料理。できた都度、仲居さんがお部屋にお届けする部屋食スタイルです。
「三平荘」の広々とした贅沢な空間には、こんな素敵な料理が似合うのだと感じました。

オリジナル懐石料理

彩りも見事な夕食のオリジナル懐石料理

湯種も温泉紀行ライターの飯出さんもイチオシ!
非日常の空間を堪能できる宿

熱海の街中とは思えない、緑に囲まれた素敵な環境の中で非日常の世界を堪能できる三平荘。部屋がとても広く、のんびりできるのもGOOD!
部屋付きの半露天風呂がとてもオシャレで、しかも、源泉掛け流し。高温の源泉を、早い時間から少しずつ投入し、加水しなくても、お客さま到着時には適温となるよう配慮しているのが素晴らしいと思いました。三平荘に泊まる際は、ぜひ半露天風呂付きのお部屋を選んでみてください。

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  • 三平荘 熱海温泉
  • 住所

    静岡県熱海市水口町1-7

    電話 

    0557-81-5191

    宿泊料金の目安

    半露天風呂付き 1泊2食付 1室2人利用の場合 1人30,000円〜。税別
    露天風呂のないお部屋 1泊2食付 1室2人利用の場合 1人20,000円〜。税別

    泉質

    ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

    ph値

    7.8

    アクセス

    (マイカー利用)
    東名高速・厚木インターチェンジから約55分、新東名高速・厚木インターチェンジから約55分
    (電車利用)
    JR熱海駅から徒歩約15分
    (タクシー利用)
    JR熱海駅南口より約5分

    駐車場

    あり

    HP

    https://sanpeiso.com/

    取材時

    2019年11月

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