ホテル貫一 熱海温泉

ゆったり広めの客室で
絶景と源泉かけ流しの温泉が楽しめる人気の宿

歴史に彩られた心からくつろげる宿。
美味しい料理とこだわりの源泉かけ流し温泉、心のこもったおもてなしで宿泊客の心を掴んでいます

歴史に彩られた心からくつろげる宿として知られるホテル貫一。熱海駅から徒歩9分。送迎バスに乗らずに気軽に来られるのも宿泊客の満足につながっています。
熱海海岸の高台にあるこのホテルからは相模湾が一望できます。天気のいい日には初島や大島も遠望できる絶景のお宿です。

ホテル貫一外観

ホテル貫一外観


ホテル貫一入口の看板

ホテル貫一入口の看板


ホテル貫一玄関

ホテル貫一玄関


ロビー

広々としたロビー


フロント

フロント


ロビーでは、巨大な壺や赤珊瑚の置物など、歴史を感じさせる装飾品に目が惹かれます。また、宿泊客が到着後、案内されるソファでゆったりと落ち着けるスペースもあります。

ロビーの装飾品

ロビーの装飾品


ソファのあるスペース

宿泊客がまず案内されるソファのあるスペース


ラウンジMasuo入口

ラウンジMasuoの入口


トラベル関連の数々の賞

トラベル関連の数々の賞を受賞するホテル貫一

名付けの親は元総理大臣の石橋湛山氏

ホテル貫一の名付け親は元総理大臣の石橋湛山(いしばしたんざん)氏。ホテル貫一の初代館主が地元静岡を選挙区としていた政治家である石橋氏と交友があり、宿泊中に命名をお願いしたところ、「貫一」という名前が示されたそうです。

石橋氏は、「一つのことを貫く」という意味で命名されたそうですが、熱海は尾崎紅葉の「金色夜叉」の舞台であり、その主人公の名前も「貫一」。旅館の名前にふさわしく、しかも、覚えやすいとてもいい名前だということで、現在に至るまでホテル貫一という名前が受け継がれてきたそうです。

「石橋湛山」氏の本

ロビーに展示されている「石橋湛山」氏の本

なんと世界初が2つもあるホテル!

ホテル貫一の創業は昭和25年。熱海大火の後にこの地で旅館を創業しました。当時は、平屋で6部屋しかなかったそうです。同じ熱海の海岸沿いにある「後楽園ホテル」や「ホテルニューアカオ」よりも前にできた歴史ある旅館です。

その特色は、時代を先取りするさまざまな試みを行ってきたことです。それが、世界初の回る展望レストラン「廻転閣」(回るお座敷)と景色を見ながら昇降するスケルトンのエレベーターです。当時はとても話題になり、アメリカの「LIFE(ライフ)誌」からも取材が来て、記事になりました。
当時の写真や資料が館内に展示され、ホテル貫一の歴史を伝えています。

創業当時の写真

創業当時の写真


廻転閣の写真

廻転閣があった当時の写真


廻転閣の写真展示

廻転閣の写真展示


廻転閣がライフ誌に掲載

廻転閣がライフ誌に掲載されたことを紹介する展示

旧皇族の別荘から譲り受けた源泉は
高温で豊富な湯量、熱海でも珍しい石膏弱食塩泉!

ホテル貫一の自家源泉は、初代の館主が旧皇族久邇宮家の別荘から譲り受けたもの。源泉の温度が熱海でも屈指の94℃ と高温なので、加水せずに温度を下げるため建物の周りにパイプを這わせたり、早い時間から浴槽に源泉を投入して、宿泊客が到着した頃には適温になるよう工夫しています。

源泉をそのまま楽しんでいただくために、徹底的に湯遣いにこだわるその姿勢は、温泉ファンにとってとても嬉しい配慮です。温度を下げるためのパイプは玄関脇にも回されていて、その高い温度で温泉卵を作っているそうです。それほど熱い温泉だということが分かります。

源泉表示

源泉表示


玄関脇のパイプ

玄関脇にある源泉の温度を下げるパイプ


温泉卵が作れます

これで温泉卵が作れます

入れ替え制で楽しめる2つの大浴場。
女性が喜ぶ美肌効果が高い「メタケイ酸」が豊富!

ホテル貫一には大浴場「貫一の湯」と小浴場「お宮の湯」があります。湯遣いにこだわっており、源泉をそのまま楽しめるとあって、同行していただいた井伊湯種(いいゆだね)の温泉の師匠、温泉紀行ライターの飯出敏夫(いいでとしお)さんも興味津々。早速、2人で地下の大浴場に向かいました。

※男女浴場交代制。利用時間は入替の時間を除く15:00から翌朝の9:30まで。

小浴場の入口

小浴場の入口への通路。色とりどりの美しい和模様演出


大浴場

小浴場


男子大浴場

飯出さんと源泉かけ流しの温泉を満喫


注意看板

湯口付近に設置された注意看板


湯口

源泉そのままの湯が出てくる湯口


注意ボード

表面温度に関する注意ボード


pH値は7.26

湯種が測定したpH値は7.26


温泉分析書

温泉分析書


小浴場洗い場

小浴場洗い場


小浴場脱衣所 width=

木のぬくもりを感じさせる小浴場の脱衣所


大浴場の入口も、温泉への期待感を高めるように和模様の美しい演出が施されています。

大浴湯入口

大浴湯入口


大浴場

大浴場


大浴場脱衣所

大浴場と小浴場の脱衣所にはベビーベッドが用意されています


女性浴衣の着付け

女性客への配慮として「女性浴衣の着付け」のボードがあります

絶景が楽しめる展望貸切露天風呂

ホテル貫一の屋上には、熱海の海の絶景が楽しめる「初島」と「大島」という名前の2つの展望貸切風呂があります。いずれも、相模湾の絶景と源泉かけ流しの温泉が楽しめます。

展望貸切露天風呂入口

展望貸切露天風呂入口


展望貸切露天風呂「初島」

初島を遠望できる展望貸切露天風呂「初島」


展望貸切露天風呂「大島」

湯種と飯出さんは「大島」に入ってみました。ゆったりと源泉かけ流しの温泉を堪能


湯種と飯出さん

飯出敏夫オリジナル「いいゆ!手ぬぐい」は松崎の山芳園ほか、全国の旅館で販売中。
(井伊湯種の手ぬぐいは非売品)

ゆったり過ごせる広々とした客室

ホテル貫一の客室はもともと60部屋もあったそうです。それを平成の改築で21部屋に減らし、その分部屋を広くしたそうです。全ての部屋に広縁があり、入口にも十分な広さをとっているので、宿泊客はまずその広さに驚かれるそうです。

特に、最高ランクである海側貴賓室の広さには驚かされます。和室が2間に洋室のベッドルーム、80㎡もあるバールームがあり、贅沢な時間を満喫することができます。もちろん、相模湾を望む景観も抜群です。このお部屋に3万円程度の料金で泊まることができるわけですから、人気になるのは当然。初めて来た宿泊客はきっと驚くのではないかと感じました。

もちろん、その他の海側の部屋もゆったり贅沢な作りで、絶景が楽しめます。

海側貴賓室の和室

螺鈿細工の家具が置かれ、重厚感のある海側貴賓室の和室


もう一つの和室

広々とゆったり過ごせるもう一つの和室


バールーム

80㎡もあるバールーム


ベッドルーム

海側の部屋のひとつの「貴賓室」のベッドルーム


海側特別室和室

海側の部屋のひとつの特別室のメインの和室


特別室の6畳の和室

特別室の6畳の和室

若い接客係の心のこもった接客にも注目!

ホテル貫一の接客係の特色は若いスタッフが多いこと。でも、その若さが決してマイナスに働くことはなく、一所懸命に自分らしさを出した心のこもった接客を心がける姿勢が、とてもよかったです。

若旦那にお話を伺うと、スタッフは地方出身者が多く、寮で暮らしているため、まさに家族同然。仕事がしやすく生活もしやすい環境づくりに力を入れているそうです。

仕事にも普段の生活にも満足しているからこそ、宿泊客にも自然な笑顔で接することができ、細かい気遣いも生まれるのだと思いました。
普段、一緒に暮らすことで、仕事でわからないことがあってもすぐに聞けることから、接客に対する心構えや姿勢も自然と身につくのでしょう。ベテランの仲居さんのすらすらした説明よりも、お客さまに満足していただこうと、一所懸命になっている姿に朗らかな気持ちになるのは、湯種だけではないと思います。

このお宿は、いろいろな旅行ランキングで上位にランクされていますが、若いスタッフの接客が満足度を支える重要な要素になっているのだと感じました。

若女将

ホテル貫一の接客を支える若女将

季節の味覚を堪能!目でも楽しめる創作和食会席

旅館の楽しみ方でとても重要なのがお料理です。ホテル貫一の創作和食会席は、美味しくて地元熱海の旬の食材が楽しめます。

特長は、金目鯛が1匹姿煮で出ることとステーキも楽しめること。海のものだけでなく、山のものも肉料理も楽しめ、とてもバランスがいいのが、口コミの高い評価につながっているようです。

和食会席

ホテル貫一の和食会席には金目鯛の姿煮が必ず付いています。海鮮とステーキの両方が楽しめます


豪華な舟盛りが付くプラン

豪華な舟盛りが付くプランもあります


美しい創作和食会席

見た目も美しい創作和食会席


朝食も高く評価されています。お好みでアジかサバが選べ、温泉卵も付いてきます。

人気の朝食

人気の朝食

団体客にも人気です!

かつて熱海の旅館では、団体客の需要がとても多かったのですが、企業が社員旅行をあまり行わなくなったことから、宴会場を辞めてしまったり、縮小したりする旅館が急増しました。ところが、最近ではIT企業などの新しい会社で社員旅行や泊まりがけの会議、忘年会や新年会を行うところが増え、ホテル貫一では団体客が増加しているそうです。 
ゆったりとした部屋、美味しくバランスのいい食事、源泉かけ流しの温泉という充実ぶりが、団体客に評判なのではないでしょうか。

宴会場

50名の宴会ができる「末広の間」と宴会場「紅葉の間」。会議室としての利用もできます


ラウンジMasuo

要予約のラウンジMasuo。カラオケは歌い放題です(料金は2時間利用で1人3,780円)

売店の一番人気は美肌効果抜群の
源泉で作った石鹸!

ホテル貫一の源泉には美肌効果で知られる温泉成分のメタケイ酸が多く含まれています。イタリアなどヨーロッパの泥パックの主な成分です。

ホテル貫一では、その美肌効果の成分を含む源泉をそのまま使い、100日かけて作っている石鹸をお土産用に「貫一 石鹸」として商品化しています。美肌効果だけでなく、肌が弱い方でもお使いいただけるため、女性客を中心に大人気になっています。ごっそりと買って帰られる方も、継続して通販で購入されるお客さまもいらっしゃるそうです。
パッケージがオシャレなのもいいですね。

売店

ロビーフロアの一角にある売店


貫一 石鹸

一番人気の「貫一 石鹸」価格は700円です


オシャレなパッケージ

「貫一 石鹸」のオシャレなパッケージ

もう一度来たくなる!
いろいろな面でサービスの質が高い宿です

こんな大規模なホテルなのに、ここまで湯遣いにこだわっている宿が熱海にあるのは、あまり知られていないため、温泉ファンとしては見逃せないお宿だと思います。
旅行サイトでとても人気があるホテルですが、ゆったりとした部屋も、温泉も、若い接客係も、全てが心地よくて人気の理由に納得した湯種でした。

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  • ホテル貫一 熱海温泉
  • 住所

    静岡県熱海市東海岸町1-2

    電話

    0557-81-3595

    宿泊料金の目安

    2名1室 1人1万6,000円程度〜(税抜)

    貸切展望露天風呂

    入浴可能時間 15:30~22:30/6:00~8:30
    利用料金  2,200円/40分(当日フロントにて予約制)

    泉質

    ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

    pH値

    7.26(実測)

    Wi-Fi

    全館で利用可能

    アクセス

    (マイカー利用)
    東名高速・厚木インターチェンジから約55分、東名高速・沼津インターチェンジまたは新東名高速・長泉沼津インターチェンジから約50分
    (電車利用)
    JR熱海駅から徒歩約9分

    駐車場

    21台

    HP

    http://www.atamikanichi.com/

    取材時

    2019年11月

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