下田大和館 伊豆下田温泉
お食事は好みで選べる「海鮮炭火会席」と「磯会席」
鮑・伊勢海老・金目鯛など、下田の味覚を楽しめます!
下田大和館のお食事は、2010年からスタートした「海鮮炭火会席」と伝統的な「磯会席」の２つのおもてなしがあります。
どちらも下田の海の幸や山の幸、旬の味わいが楽しめるさまざまな料理プランを用意。下田港は金目鯛の水揚げ量が日本一ですので、名物の金目鯛を使った料理も楽しみです。
「海鮮炭火会席」は炭火ダイニング「海（うみ）」で、「磯会席」は部屋食またはダイニング「アズール」などで楽しめます。
炭火ダイニング「海（うみ）」
炭火ダイニング「海」は海が見渡せる絶景の席と区切られた空間があります。個室感覚で利用できる席は周りに気兼ねしなくて良いので、カップルや子供連れのお客さまに好評です。
炭火ダイニング「海」入口
区切られた空間では個室利用ができます
獲れたての海の幸を炭火焼きで楽しむ「海鮮炭火会席」
海鮮炭火会席」は本物の炭と無煙ロースターを使用。新鮮な海の幸や旬の野菜などをその場で焼き上げ、アツアツの美味しさを楽しむことができます。
「多々戸の膳」は、新鮮な鮑の炭火焼きや伊勢海老の1尾まるごとのお刺身、金目鯛の塩炊きなど、下田近海で獲れた三大グルメが楽しめるコース。
「海鮮炭火会席」の一例。画像は多々戸の膳。お刺身の盛り合わせと炭火焼の食材、鍋物は２人前
■「海鮮炭火会席」多々戸の膳 お品書き（2016年11月の献立）
食前酒 季節のカクテル
先付 菊菜と黒半片のお浸し 干し海老の香りで
前菜 旬の彩り
御造里 地魚他盛り合わせ 妻物一揃い 伊勢海老
炭火焼 山海の幸 炭火にて 野菜一式 薬味いろいろ
進肴 焙り焼豚 添野菜 山葵クリーム
口替り 季節のシャーベット
鍋料理 金目鯛の塩炊き
食事 雑炊 香の物
デザート ビュッフェ
この日、井伊湯種がいただいたのは「海鮮炭火会席」です。食前酒はコクのある梅酒でお食事が始まりました。前菜は焼き茄子豆腐やオクラ山葵のなめ茸がけ、秋刀魚レモン〆など、旬の食材を使った4品。下田大和館はお料理に定評があり、一つ一つ丁寧につくられています。
前菜 旬の彩り
お造りは下田近海で獲れたお刺身です。赤海老やスルメイカ、アジ、駿河湾のカンパチなどの地魚が盛り合わせてあり、海が近いだけあってフレッシュ。メダイにはレモンスライスがはさんであり、爽やかな味わいが印象に残りました。
さまざまな地魚のお刺身の盛り合わせ（画像は２人前）
秋に漁の解禁を迎え、下田で楽しみな味覚の一つが伊勢海老です。この伊勢海老を一尾まるごとお刺身で。プリっとした歯ごたえと甘みが感じられる贅沢な一品。プランによっては、タレを付けて殻のまま焼き上げる鬼殻焼（おにがらやき）で楽しむことができます。
伊勢海老のお刺身
この日の炭火焼きの食材は、鮑や車海老、ホタテ、駿河湾で獲れたでんでんなどの海の幸をはじめ、旬の野菜や厚揚げ、三島のもち豚など。選りすぐりの食材を目の前の無煙ロースターで豪快に炭火焼きにしていきます。
炭火焼の食材の一例（画像は２人前）。プランによって鮑を国産牛肉に変更することもできます
炭火焼には専用のタレをはじめ、紅葉おろしやレモン、新潟のかんずり味噌など、豊富に用意された薬味をお好みで。鮑も新鮮なため、肝まで楽しむことができましたよ〜。
鮑を焼く井伊湯種。炭火焼きの美味しさにテンションが上昇中!
下田に来たら、やはりはずせないのは金目鯛。金目鯛は煮付けで味わうことが多いのですが、こちらではめずらしい塩炊きで楽しむことができました。この金目鯛の塩炊きは、下田大和館の新定番。伊豆大島の塩と焼酎を使用し、大根やシメジとともに塩炊きにしているそうです。脂ののった金目鯛の旨味をあっさり味で味わうことができます。
金目鯛の塩炊き。プランによっては金目鯛のしゃぶしゃぶをチョイスすることができます。
この金目鯛の旨味がとけだしたスープに、ごはん（お米は北海道産のななつぼし）を入れてつくった雑炊が絶品でした。雑炊にあおさを入れると磯の香りが濃厚に。さらにライムを入れるとさっぱりとした味わいとなり、お腹がいっぱいのはずなのにおかわりをしてしまいました。
雑炊
どんなにお腹がいっぱいでもデザートは別腹。これは湯種も例外ではありません。しかも、デザートはビュッフェ形式です。一口大のケーキをはじめ、くず餅みかん、南伊豆産のところてんみつ豆など、和のデザートもズラリと並んでいました。
そして目が釘付けになったのは、チョコレートファウンテンがあったこと。さっそくミニシュークリームや果物にチョコレートをフォンデュしてみました。このチョコレートファウンテンはとても人気があるそうで、こうしたデザートはワクワクするものがありますね。
和のデザートも充実
人気のチョコレートファウンテン
金目鯛の煮付けをはじめ、伝統の日本料理を楽しむ「磯会席」
「磯会席」下田近海で獲れた海の幸をはじめ、旬の素材をふんだんに使った伝統的な会席料理が楽しめます。「潮旬の膳」では、鮑の踊り焼きや伊勢海老のお刺身、金目鯛の煮付けなどが堪能できるのが特色。
■「磯会席」潮旬の膳 お品書き（2016年11月の献立）
食前酒 季節のカクテル
先付 菊菜と黒半片のお浸し 干し海老の香りで
前菜 旬の彩り
椀 土瓶蒸し 焼目鱧 松茸 三ッ葉 酢橘
御造里 地魚他盛り合わせ 妻物一揃い 伊勢海老
焼物 鮭 諸味焼
温物 小田巻蒸し あおさ餡
焜炉 鮑踊り焼 レモン
鉾肴 金目鯛煮付
進肴 焙り焼豚 添野菜 山葵クリーム
食事 白御飯 赤出汁 香の物
甘味 デザートビュッフェ
獲れたての伊勢海老のお刺身
生きている鮑を踊り焼きで
「磯会席」では下田名物の金目鯛の煮付けが楽しみ
また、下田大和館のお食事の際に見逃せないのがお酒のラインナップ。日本酒の「獺祭（だっさい）」をはじめ、焼酎「佐藤」、ウイスキー「山崎12年」など、こだわりのお酒を揃えています。美味しい料理とともに楽しみたいですね。
下田大和館で楽しめるこだわりのお酒
朝食の「小木曽の干物」は3種類から選べます!
朝食は夕食と同様にダイニング「海」でいただきました。
席に付くと無煙ロースターに蒸篭（せいろ）がのせてあり、蓋を開けると野菜の蒸し煮がちょうどできあがったところでした。それを担当の方が素早くお皿に取り分けてくれます。アツアツを食べられるこうした配慮がうれしいですね。
朝食の一例。下田・小木曽商店の干物、まぐろ納豆、ふんわり出汁巻玉子、ごま豆腐、野菜のせいろ蒸し、青さのふんわり蒸し、七色昆布、自家製浅漬け、味噌汁、御飯、アロエヨーグルト ※料理の仕入れの状況により、内容が異なります
朝食はごま豆腐やふんわりとした出汁巻玉子など、滋味あふれる身体にやさしいヘルシーメニュー。味噌汁にはあおさをたっぷり入れていただきました。干物は地元で有名な小木曽（おぎそ）商店のもので、３種類から1枚選ぶことができ、目の前のロースターで炭火焼きに。湯種が選んだアジの干物は、脂がのっていて実に美味しかったですね。
小木曽商店の干物。3種類の干物から1枚チョイスできます
事前の予約で洋食への変更もできるそうです。詳しくは予約時にお問い合わせを。
