箱根小涌谷温泉 三河屋旅館
創業明治16年、自家源泉かけ流しの「明治風呂」でゆったり
日帰りプランで小涌谷温泉と会席料理を楽しむ
標高610メートル。箱根山の中腹にある小涌谷は、明治10年代後半、実業家・榎本猪三郎氏らによって温泉場として開発され始めました。
明治16年に榎本猪三郎氏・恭三氏親子が開業したのが三河屋旅館です。豊かな自然とクラシックな優雅さに包まれ、日常から解き放たれる雰囲気をもち、こちらの温泉には今でも裏山から引いた自家源泉を使用しているそうです。
「日帰り温泉と季節の会席で寛ぐプラン(夕食休憩)」は、「明治風呂」と「大浴場」での入浴と、会席料理が楽しめます。
源泉かけ流しの「明治風呂」は珍しい唐傘天井を用い、格子模様のタイルや、窓枠など、嗜好を凝らしたレトロなデザインです。源泉はpH8.1(実測)の弱アルカリ性単純温泉。泉温53.8℃で、浴槽の温度調節のため、山の湧水を若干加えているそうです。無色透明のお湯はやわらか。明治時代につくられた唐傘天井を見上げながら、ゆったりと小涌谷温泉を満喫できました。
「大浴場」には内湯と樽型の露天風呂があり、こちらも源泉かけ流し。露天風呂からは庭の緑が見え、風情がありました。
また、夕食は客室でいただく会席料理「旬彩」。相模湾や駿河湾の魚介類を中心とした約7品のメニューを楽しめます。日帰りで老舗旅館の良質な温泉と旬の料理を堪能し、リフレッシュするのも良いと思います。
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