箱根湯本ホテル
清々しい自然の中で楽しむ美肌の湯
本館に「箱根ベーカリー」があり、朝食バイキングが人気
箱根湯本温泉から奥湯本へと続く深い谷間に位置する「箱根湯本ホテル」。本館と別館があり、別館は歴史のある旧東海道沿いにあります。現在宿泊できるのは別館のみで、客室は40室。箱根湯本の自然に包まれた9階建てのホテルで、5階がフロント・ロビーになっています。
2015年5月、本館1階に「箱根ベーカリー本店」がリニューアルオープンしました。同店の焼きたてパン(自家製天然酵母のクロワッサン・レザンなど)が楽しめる朝食バイキングが人気となっているそうです。また、敷地内には約200m続く由緒ある箱根旧街道の石畳が残っており、散策もおすすめです。
箱根湯本ホテルの温泉は日帰り入浴でも利用することができ、井伊湯種はプライベートで何度も訪れています。
お風呂は1階に位置し、沢沿いに男女別の大浴場があります。男湯は「かじかの湯」と呼ばれ、内湯と露天風呂があります。
内湯はとても広々としていて爽快。4つの湯船があり、それぞれの湯温が異なるため、自分好みのお湯に入れます。
大きな窓からは山肌が見え、下を見下ろすと沢が流れています。
箱根湯本ホテルの温泉は、須雲川のほとりから豊富に湧き出ている源泉を利用しています。4つの源泉を混合しており、自慢はメタケイ酸が126mg/kgも含まれた美肌の湯。入浴後はお肌がしっとりツヤツヤになります。
何と言っても気持ちが良いのが野趣あふれる露天風呂。箱根の山の中の秘湯という雰囲気で風情があります。源泉がふんだんに投入されていて、湯遣いの良さを感じました。
さらに奥には隠し露天風呂もあります。これは実際に露天風呂に入らないと気がつきません。さて、お湯の中の細い通路を進んでみましょう。
程なくして、もう一つの露天風呂に行くことができました。
以前混浴だったときの名残のようですが、面白い構造だと思いました。
露天風呂の脇には休憩ができる東屋もあります。
箱根湯本ホテルの女湯は「あじさいの湯」と呼ばれ、内湯と露天風呂があります。
露天風呂からは季節になると藤の花がたわわに咲く藤棚や紫陽花が眺められるそうです。美しい花木に囲まれての入浴もステキですね。
また、箱根湯本ホテルでは、「箱根一美味しい朝食」を目指しているそうです。今度は日帰り温泉ではなく、宿泊して好評の朝食バイキングを試してみたいと思った湯種でした。
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