じねんじょ蕎麦 箱根 九十九(つくも) 箱根仙石原
エーゲ海をコンセプトにした空間で自然薯蕎麦を楽しむ
オシャレに箱根名物の本格蕎麦が味わえます!
2016年7月に箱根仙石原にオープンした「じねんじょ蕎麦 箱根 九十九(つくも)」。国道75号線沿いに佇む白い洋風の建物が目印です。
まず店内に入ってびっくり。真っ白な壁や濃いブルーの天井…。蕎麦店とは思えないオシャレな空間が広がっていました。
内装は「エーゲ海」をテーマにして設計。天井が高く、ゆったりとした空間が素敵です。
ここで楽しめるのは自然薯(じねんじょ)を使った蕎麦。厳選した国産そば粉に皮ごとすりおろた自然薯を練り込み、手打ちにしています。つけ汁は最高級の鰹節を2種類使って一番だしを取り、じっくり熟成させた「かえし」と合わせて仕上げており、香り豊かな味わいが自慢です。
おすすめの「そば御膳」は九十九(つくも)の料理を存分に楽しめるメニュー。九十九厳選「そば前」から3品選ぶことができ、蕎麦は「自然薯とろろそば」、「天ぷらそば」、「鴨そば」から好みのものを一つ選べます。さらに「自然薯むぎとろ飯」が付いてきます。
私、井伊湯種(いいゆだね)は「そば御膳」をオーダー。九十九厳選「そば前」から「自然薯と旬野菜のピクルス」「トマトゼリーの豆乳ムース仕立て」「豆乳で仕立ての湯葉豆富」の3点をチョイスしました。趣向を凝らした「そば前」は一口サイズ。これをつまみにお酒を飲めば、粋な時間が過ごせますね。
「そば前」を食べ終える頃、「自然薯とろろそば」と、「むぎとろ飯」が運ばれてきました。自然薯の良い香りが鼻腔をくすぐります。蕎麦はやや細めでコシがあり、すりおろした自然薯が卵黄を合わせた濃厚なつけ汁とよく合います。むぎとろ飯も自然薯の旨味と粘りがたまりません。自然薯の味わいをたっぷり楽しむことができて大満足。
メニューは豊富に用意され、旬の味が楽しめる季節・月替わりの蕎麦もおすすめだそうです。
また、「自然薯ムースの白いカレー蕎麦」も人気メニューの一つ。一見カレー蕎麦には見えないインパクトです。ふんわりとした自然薯ムースをレンゲでかき分けると、湯気とともにカレーの良い香りが。こちらにも自然薯蕎麦が使われ、カレースープはやさしい味わいです。箱根仙石原で白いカレー蕎麦にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「九条ねぎと鶏つくねのかしわ蕎麦」はもともと期間限定だったメニューが好評のため、グランドメニューに昇格したそうです。ていねいに煮込んだ鶏ガラスープはコラーゲンがたっぷり。スープには自家製の甘めのポン酢に合わせ、好みで、すだちと柚子胡椒を加えていただきます。コクがあるのにあっさりとした味わいのスープと自然薯蕎麦との相性は抜群。
また、メニューにご飯ものもあります。天ぷらやご飯をガッツリ食べたいという方は「黒天丼」はいかがでしょうか。「黒天丼」は2017年1月に東京ドームで開催された「第8回全国ご当地どんぶり選手権」に出場した実績を持つメニュー。天ぷらには海老2本、1本穴子、ナス、南瓜、ししとうを用い、秘伝のタレで仕上げたボリュームたっぷりの一品です。
食後のデザートには「そば風味のパンナコッタ」や「スイーツ盛り合わせ」などを用意。好みの濃さを選べるコーヒーとともに楽しめますよ〜。
エーゲ海をイメージした空間で本格蕎麦を楽しめるユニークなお店「九十九」。蕎麦を食べる前にお酒を楽しめたり、楽しく食事ができるお店ですので、ぜひ一度訪れてみてください。
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