伊豆大川温泉 いさり火
自然に囲まれて、のんびりと何もしない贅沢
全室源泉かけ流しの露天風呂付き! 日常から解放されるひととき
玄関から一歩踏み入れると、そこには洗練された空間が広がります。大川温泉にある「いさり火」は、1970年に開業した全室源泉かけ流し露天風呂付きの宿。
いさり火には全部で12のお部屋があり、すべてに専用の露天風呂が付いています。伊豆の中でも大川温泉はとても静かなところで、にぎやかな歓楽街はありません。こうした宿の楽しみ方といえば、のんびりと何もしない贅沢。お部屋は日常から解放され、とてもくつろげる雰囲気です。
窓の向こうの海を眺めたり、気の向くままに露天風呂に入って読書をしたり…。ゆったりと穏やかな時間が流れて行きます。
にごり湯に浸かり、海を眺める幸せ
何といってもうれしいのは、こちらの色付き温泉。各部屋の露天風呂、大浴場、共同露天風呂ともに、敷地内にある地下600mの温泉井戸から汲み上げた源泉を使用しています。
お湯は鉄分を多く含んでほんのり濁っており、やわらかな肌ざわり。露天風呂から相模湾を眺めながらいつまでも入っていたくなるようなお湯でした。
夜になると、眼下に広がる海に、いさり火が灯り始めます。そうした情緒ある景色を眺めながらの露天風呂も風情があって良いものです。
源泉の温度は73.3度で、温泉卵にちょうど良く、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性、弱アルカリ性、高温泉)。神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、うちみ、冷え性などに効果が期待できるそうです。
美味しさや素材にこだわり、海と里の幸を使った会席料理
また、いさり火で楽しみなのがお食事。おいしさにこだわりを持ち、新鮮な海の幸、里の幸をふんだんに使っています。伊東の市場から毎日仕入れている新鮮な魚介類、隣に住む漁師さんが目の前の相模湾から揚げる伊勢エビ、サザエ、アワビ。また地元の野菜やキノコ、新潟から取り寄せるお米にも、こだわりをもっているそうです。
すべての料理をおいしくしている秘密が、伊豆の水と塩。天城山の岩を通り抜けた豊かな水は、やわらかくまろやか。河津沖の海水でつくる天然塩は、ほのかな甘みのある独特なものだとか。希少な伊豆牛はシンプルな調理法で旨みを引き出し、卵はご近所の引地養鶏場の放し飼い鶏の卵を使用。こうしたこだわり素材を会席料理で堪能できます。
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