伊豆山温泉 走り湯浜浴場
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伊豆山唯一の共同湯で
源泉かけ流しの「走り湯」を体験!
ぬるま湯と熱めのお湯が用意され、熱風呂派に人気!
湯河原と熱海の間にあり、熱海に入る手前の山の中腹にある伊豆山(いずさん)温泉。こちらは奈良時代に発見されたという、日本三大古泉の「走り湯」があるところで、熱海駅からも近く、湯種がよく訪れる温泉地です。
伊豆山で唯一の共同湯「走り湯浜浴場」は、伊豆山浜生活協同組合が管理されていて、地区の集会場にもなっている浜会館の1階にあります。
「走り湯浜浴場」は、本来は地元組合員の皆さんのためにある共同湯ですが、ありがたいことに一般にも安価で開放してくれています。感謝の気持ちを忘れずに、訪れた際は共同浴場のマナーを大切にしましょう。
まず、湯を汚さないようにからだをきれいに洗ってから浸かること。そして入室時は「こんにちは」「こんばんは」、出る時には「ありがとうございました」とあいさつを交わすこと。そんな心遣いで、外からの訪問客も温かく迎え入れてもらえます。
クルマで行く際は、無料で利用できる駐車場があるのですが、場所がよくわからない、という声が多いため記載しておきます。まず熱海から国道135号線で湯河原方面に向かうと「逢初橋」という赤い橋があるので、この橋を渡ってすぐに右折します。赤い自動販売機が目印で、少し狭い道ですが、ゆっくり走れば普通車でも通行できます。
駐車場には、もちろんオートバイもとめられます。駐車場を利用した際は、受付の方にそのことを伝えておくと良いでしょう。
熱海駅からバスまたは徒歩で行かれる場合は、逢初橋を渡ってから湯河原方面に100mほど進み、伊豆山神社参道入り口のところにある浜会館の横の階段を降りると「走り湯浜浴場」があります。
共同浴場なので石鹸やシャンプーなどの備え付けはありませんが、「走り湯浜浴場」では、ボディソープやシャンプーだけでなく、タオルやドライヤーまで、忘れた場合は無料で貸していただけます。まさに手ぶらでも大丈夫。これで350円とは、申し訳ない感じですね。
さっそく男湯に入ってみました。浴槽は2つに分かれていて、14時の開店時には、「ぬるま湯」と表示された適温(42〜43℃)の湯と、それより熱めのお湯が用意されています。そのあとの湯加減はお客さんが好みで調節するそうですが、「熱い温泉に入りたい」という人に人気で、リピーターも多いのだとか。
源泉は昭和38年に堀削した「第2走り湯」で、かつて走り湯神社から伊豆山神社へ上がる神馬を洗っていたことから「馬の湯」とも呼ばれています。温泉の成分は「日本三大古泉の走り湯(伊豆山1号泉)」とほぼ同じで、泉質はカルシウム・ナトリウム‐塩化物温泉。源泉の温度が74.8℃と高温のため、加水のみ行っているそうです。
ほんのりウグイス色のお湯で味は塩苦く、塩分が強いため、肌に少しヒリヒリと刺激がありましたが、よく温まります。温泉成分が10.72g/kgという濃さにも驚きました。ジワジワと心地良くて、1回入るとクセになるというのも納得です。
塩分が強い個性的な温泉を堪能!!
史跡「走湯温泉跡」を見学! 横穴式の源泉に感動!
入浴後、伊豆山海岸の近くまで降りて、史跡になっている「走湯温泉跡」を見に行きました。
温泉跡の洞窟に入ると、湯気が立ちこめ、前がよく見えません。少し進むと、一番奥に源泉が湧出している様子が見学できました。
今から約1300年前に発見されたという横穴式の源泉で、山腹から湧き出た湯が海岸へと飛ぶように走り流れるさまから「走り湯」と名付けられたといいます。
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