熱海温泉ホテル あいおら
※2015年9月に「あいおら」は「夢いろは」に名称変更しました。詳細はお問い合わせください。
湯遣いの良さと温泉蒸しが楽しめる、隠れ家的ホテル
源泉「青山湯」からは湯気がもうもう!大浴場のフレッシュなお湯に感動
熱海温泉ホテル あいおらはJR熱海駅から徒歩15分、熱海温泉郷の中心にありますが、隠れ家的な静かな佇まいです。湯遣いが良いと聞いて、一度は訪れてみたいと思っていました。
中庭に直径2メートルに及ぶ源泉噴出口のある「青山湯」を所有。ここで温泉蒸しを楽しむことができます。取材時はあいにくの雨でしたが、テンションが上がる湯種でした。今回も温泉ソムリエの佐藤ガチャ氏が同行。さっそくホテルで卵を買って蒸気噴き出し口で温泉蒸しにチャレンジしましたよ~。
支配人のお話によれば、蒸し上がるまで8分の時もあるし、12分かかることもあるそうです。その日の気候や温泉の蒸気の出具合もあると思いますが、源泉が生きている感じがして楽しいですね! 出来上がった温泉卵も美味しくいただきました!
現在の熱海七湯は、わずかに蒸気を噴出しているだけの名所跡になってしまっていますが、青山湯は豊富な湯量を誇り、八湯目に加えたいほどです。
お風呂は男女別の大浴場があり、宿泊者は掃除時間(10:00~12:00)を除き、いつでも入れます。源泉が80.1℃のため、温度調整のため加水と循環を併用していますが、毎日お湯を入れ替え、豊富な源泉をかけ流しにしているため、お湯がフレッシュです。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。美人泉質を示すメタケイ酸が243.8mg/Kgも含まれているので、お肌がつるつるに。また、塩化物も豊富なのでよく温まります。
こちらは女湯です。浴槽が2つに分かれています。
また、日帰り入浴(15:00~22:00)も可能です。1人700円でフェイスタオル・バスタオル付きですので、手ぶらで気軽に行けるのがいいですね。
かつては東京都職員の保養施設だったそうですが、8年前にホテルとして改装し、3年前から「あいおら」として営業されているそうです。
さらに、館内には1万冊以上の漫画本コーナーや卓球台が。ボールルームなど、子供が楽しめるキッズスペースもありました。もともと創業者に4人お子さんがいて、親子連れも楽しめるようなホテルにしたのだとか。
宿泊料金はリーズナブルで、朝食のみ付いています。夜は出前が可能だったり、持ち込みのお弁当を温められるようにロビーに電子レンジがあります。
湯種が取材に伺った時は、若い人の姿が目立ちました。満室のことも多いそうで、熱海の隠れた人気の宿なのです。小さなお子さま連れでも気軽に行け、質の良い温泉を満喫できますよ~。
より大きな地図で 温泉グルメ探訪 を表示