熱海　玉の湯ホテル

熱帯魚を鑑賞しながら
色付き温泉を楽しむ!

日の出が眺められる温泉宿「熱海　玉の湯ホテル」。温泉ソムリエの佐藤ガチャ氏とクロちゃん氏と取材に伺いました。こちらには趣味の会で何回も泊ったことがあり、そのたびに楽しみなのが「海底大浴場」です。

ホテルの創業は古く、館内には良い感じのレトロ感が漂います。海底大浴場には壁一面に大きな水槽があり、熱帯魚が気持ちよさそうに泳いでいます! 広々とした浴槽の中からゴボゴボと源泉が勢いよく噴き出していて、これが「源泉噴出しかけ流し」。思わずテンションが上がる湯種でした。
こうした海底大浴場をつくったのは、地下1階で展望がないため、少しでもお客さまに楽しんでいただきたいという思いからだそうです。

佐藤ガチャ氏曰く、「この海底大浴場は、水葉亭の王朝大浴殿、大野屋のローマ風呂と並ぶ、熱海の栄華を今に伝える、絢爛豪華な三大温泉遺産の一つ。温泉マニアでなくても一度は体験する価値があると思います」。熱帯魚を見ながら、お風呂に入れるのはマニアではなくても楽しいですよね。お湯は薄茶色で硬さを感じるお湯でした。これは鉄分が多く含まれているからだと思います。泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。pHは7.52で中性のお湯です。

左からクロちゃん氏、井伊湯種、佐藤ガチャ氏

湯種愛用のpHメーター

寝湯やサウナもあります。

源泉は敷地内（ホテル入口付近）にあり、地下450メートルより汲み上げているそうです。玉のような温泉が出たことから宿名になりました。

また、10Fには展望露天風呂があります。目の前に相模湾が広がり、初島や伊豆大島を見渡すことができます。夜景がきれいですよ～。

1Fには広々としたロビーや売店、ビリヤード場などがあります。地下1階にはレトロな雰囲気のゲームコーナーがありますので、こちらも要チェック。

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