熱海の癒 新かどや
花火が見える熱海の隠れ宿で 自家源泉の「平戸の湯」を楽しむ
日帰り温泉で「天空の露天風呂」と大浴場に入れます!
創業は明治25年。熱海温泉の中でも古い歴史を持つ、本格的数寄屋造りの老舗旅館「新かどや」。熱海温泉の奥座敷で隠れ宿の雰囲気が漂います。客室数は全18で、同じ部屋が一つもない「一客一亭」。13部屋に露天風呂が付いており、これは熱海の旅館では珍しいそうです。
お風呂に案内していただく前に、特別客室「光」を見せていただきました。露天風呂と専用プールの付いた、メゾネットタイプの部屋で和室3部屋とリビングとツインベッドルームがあり、熱海海上花火大会もここからよく見えるそうです。広々としたテラスでバーベキューもできると聞いて思わずため息がでました。
日帰り温泉では、天空の露天風呂と大浴場(内湯・露天風呂)に入れます。まずは屋上にある「天空の露天風呂」(男女別)へ。「野生のサルがいますので、このドアを必ず閉めてください」という入口の貼り紙にびっくり。ここで改めて旅館が山に面して建っていることに気がつきました。露天風呂からは熱海の市街地や海が一望でき、まさに絶景。そのパノラマ感が素晴らしく、爽快な気分になりました。
なお、周囲から露天風呂が丸見えのため、昼間の女性の入浴には湯浴み(ゆあみ)着も用意しているそうです。
1階の大浴場(男女別)で楽しめるのは、敷地内の自家源泉100%の「平戸の湯」。
新かどやは、熱海の山の手“天神山”に位置し、敷地内に菅原道真公を奉る平戸天満宮があり、そこから湧き出すお湯のため、平戸の湯と言われているそうです。
豊富な湯量を誇り、泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。pH8.0の弱アルカリ性のお湯で、肌にやさしい温泉と評判です。源泉の温度は61.0℃と高温のため、加水を行っているそうです。広々とした内湯と心地よい露天風呂で、しみじみ平戸の湯を楽しみました。
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