伊東温泉 源氏湯
営業しているのに、なかなか入れない
幻の共同浴場!
会員制ですが、一般の方も大歓迎!
伊東市の共同浴場として、明治43年から営業している源氏湯。その後、昭和8年に現在の建物に改装され、ひっそりと営業を続けている、とってもレトロな雰囲気のステキな浴場です。
ここは、「源氏湯同好会」会員のためのジモ泉(地元住民専用の共同浴場)なのですが、実は一般の外来入浴も受け付けています。ただし、観光案内所で配られている「案内図」にも記載されておらず、営業時間が18時30分から19時までと極端に短いため、この時間を狙って行かないと入れない、という少しハードルの高い温泉です。
ここ、湯種は気になっていたもののまだ未湯でしたが、今回、湯友の佐藤ガチャ氏の案内で入ることができました!
開店時間前になると、番台のおじさんがやってきます。料金は、この方に直接手渡す仕組み。
脱衣所には、トイレもありません。
湯船は一つだけ、カランすらないシンプルな造りですが、上がり湯用の小さな源泉槽があります。源泉の温度が低いため加温のみしていますが、独自源泉を使った源泉かけ流しです。
少しぬるめの湯は、とてもよく温まり、いつまでも入っていたくなる良泉です。営業時間が短いので、開店から来ないともったいないですね。
この日、私とガチャ氏は開店から閉店までいましたが、他の来客は男湯が地元の方2名。女湯は0名だそうです。
番台のおじさんは、この時間だけボランティアで来ているとのこと。レポートして良いか聞いたところ、「せっかくの良い温泉なので、たくさんの人に来てもらいたい。だから、どんどん紹介して欲しい」とのことでした。
ボイラーの維持費や燃料費もそれなりにかかると思いますので、この幻の湯をこれからもずっと存続させるためにも、皆さんぜひ行ってみてください。
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