伊豆熱川温泉 たかみホテル
100%源泉かけ流し! 海を望む、ときめきの混浴露天風呂
立ち寄りOK、展望露天風呂でお酒も楽しめる!
国道135号線沿いにあり、伊豆熱川の高台に建つ「たかみホテル」は、海を望む絶景温泉や全室オーシャンビューの客室が人気の宿。部屋数は14あり、7室が露天風呂付き客室です。
お風呂は源泉かけ流しが堪能できる、男女別の見晴らし湯(内湯)と混浴露天風呂が一つあります。
地下にある内湯と露天風呂の場所は離れていて、露天風呂へはさらに階段をおりて行きます。9:00〜17:00は立ち寄りOKで、私が訪れた短時間の間に2組のカップルが利用されていました。
露天風呂の脱衣所は男女の区別がなく、一つだけです。しかもあまり広くはありません。2組のカップルの方々は混浴難易度高めのお風呂にもかかわらず、慣れた様子で入られていましたね。(バスタオル巻OKです)
広々とした露天風呂からは海や熱川の街並が見渡せ、まさに絶景。温くて長湯できそうなお湯です。ブーゲンビリアの花も咲いていて、南国情緒を感じることができました。
こんな素晴らしいロケーションの中で源泉かけ流しを楽しめるわけですから、何とも贅沢。しかも、湯船の中でお酒も飲めるのです。しかもお酒を載せる木の小舟まであります! 宿泊者にはお銚子が1本付くそうですが、湯種はホテルの自動販売機で缶チューハイを購入して露天風呂に持ち込みました。ただし、入浴中の飲酒は身体に負担をかけるため、あくまで適量にする必要がありますね。
カランの上の壁には「天然温泉100%、温泉天国」とあり、まさに湯種の気持ちを代弁してくれているようです。混浴で入れる温泉自体が全国的に少なくなってきていますので、要チェックです。
お湯はホテル付近にある自家源泉を利用し、完全放流式(かけ流し)です。源泉そのものを湯船に注ぎこみ、濾過器・循環器を一切使用していません。
源泉の温度が87.2℃と高温なのは熱川温泉の特色ですが、加水はせずに、お湯を出す量で調整しながら42〜43℃に温度調整をしているそうです。
こちらは男湯の内湯です。個性的な形の湯船で、浴室の窓からは海を見渡すことができ、その眺望に癒されます。
内湯の湯船には「温泉」と「水」の蛇口があり、入りながらお湯加減の調整も可能です。特に右の温泉蛇口には温泉の成分が付着して、犬のプードルのようなカタチをしていて、マニア心をくすぐります。
また、お客さまはカップルや小さなお子さま連れのファミリー層が多く、食事は下田沖で獲れた、大振りな金目鯛を丸ごと1匹使った姿煮が好評とのこと。部屋食のため、周りに気兼ねなく、ゆっくり楽しめるところも良いですね。
玄関には、100%天然温泉成分を乾燥させた湯の華が置いてあり、ホテル利用者は自由に持ち帰ることができます。ぜひ自宅のお風呂や洗顔で試してみてください。
自宅のお風呂で湯の華を使用する場合は、目の細かい布※などに包んで浴槽に入れます。実際に試してみたところ、みるみる温泉成分がお湯に溶け出して、とろみのあるお湯に。湯上がりはスベスベ・サラサラ。また、洗顔には洗面器のぬるま湯に少量の湯の華を溶かして利用しましたが、しっとりして保湿効果も期待できるかも…と思いました。
※100円ショップで購入した茶こし袋と石鹸用のネットを利用しました。
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