熱海市網代　海上釣り堀 太公望

ファミリーコースは手ぶらでOK!

東伊豆・網代港近くの「海上釣り堀 太公望」は海の上にある釣り堀。「マニアコース」と「ファミリーコース」があり、本格的な釣りから家族連れでの釣りを楽しむことができます。

海の上にある釣り堀「海上釣り堀 太公望」

私、井伊湯種は釣りに関してはほとんど経験がないため、子どもから大人まで楽しめる「ファミリーコース」を体験することにしました。初心者でいきなり海釣りにチャレンジです｡果たして大丈夫なのでしょうか?

まずは「海上釣り堀 太公望」の事務所で受付を済ませます。受付時間は７：30〜14：30。釣り料金1人4,500円、渡船料500円を支払い、2時間釣りを楽しむことができます。釣りに必要な竿や餌、道具は貸してくれるので、手ぶらでOK。

この看板が目印

「海上釣り堀 太公望」受付

渡船に乗り込み、「ファミリーコース」の海上釣り堀へ向かいます。

渡船に乗り込む井伊湯種。船乗り場から海上釣り堀が見える

船は少し揺れましたが、潮風が心地良く、カモメも飛んでいて気分が盛り上がります。

船に乗って釣り堀に向かうのが新鮮。数分のクルージングだが、心がときめく

2〜3分ほどで海上釣り堀に到着。ちょっとドキドキしますね。

「ファミリーコース」には2つの生簀があり、別々にタイとアジを釣ることができます。餌の付け方や釣り方など、スタッフの方が教えてくれるので、初心者でも安心です。

スタッフの方に餌の付け方を教わる

餌はオキアミ

まずはタイ釣りにチャレンジ。海の上ですから足場は多少の揺れがありますが、柵があるので家族連れでも大丈夫です。餌のオキアミを針に付け、足をグッと踏ん張って、記念すべき第一投。すぐに魚が食い付いたようですが、アタリ（魚が餌に食い付いた時の反応）がよくわからず、餌を食べられ、逃げられてしまいました。

「海上釣り堀 太公望」で初めてのタイ釣りにドキドキ

気をとりなおして、餌を針に付け、再チャレンジ。しばらくするとアタリがきたようなので、竿を引き上げます。竿がしなり、おおっ、タイが食い付いています!! 　慣れない経験に湯種、大興奮。 無我夢中でタイを釣り上げます。

タイが食い付いてきて、テンションがアップ!

格闘すること数分、何とか釣り上げることができました。やってみたらけっこう楽しい!

釣り上げたのはマダイ

次は隣のエリアでアジ釣りにチャレンジです。ここではタイよりアジ釣りのほうが難易度が高いとのこと。アタリが来ても素早く逃げられてしまい、うまくいきません。

次にアジ釣りにチャレンジ

少し途方にくれていたところ、スタッフの方からの「もっと竿を長く持ってみたほうがいいですよ」というアドバイスをいただきました。それに従ってみたところ、しばらくすると強いアタリが!　このチャンスを逃すものかと、気合いが入ります。

ようやくアジが食い付いた!

水面に姿を見せるアジ

慎重に釣り上げ、アジを無事ゲットすることができました。

アジを釣り上げ、満面の笑みの井伊湯種

貸し竿１本につき、タイ２尾・アジ５尾まで釣って持ち帰ることができます。それ以上は別途料金が必要で、釣った魚を生簀にもどすのは禁止。持ち帰りのスチロール箱（有料）も用意されていますし、宅配便を手配することもできます。

また、釣った魚は併設している市場食堂で調理してくれます。料金は、タイ１尾1,500円、アジ１尾500円。釣ったばかりの新鮮な魚をその場で食べれば、盛り上がりそうですね。予約も可能ですので、事前のお問い合わせをおすすめします。

「海上釣り堀 太公望」の食堂では日替わりランチも用意

「いかめんち」もおすすめ

また、リピート率が高いという「マニアコース」は上級者向け。カンパチやスズキなど常時放流されている魚種と、ブリやイシダイなど不定期放流されている魚種を狙うことができます。春に天然ヒラマサを放流した時は何度も通って釣り上げた人も。その時の釣果画像が事務所に貼られていました。初心者の湯種には未知の世界ですが、釣りの世界も奥が深そうですね!

「海上釣り堀 太公望」事務所に貼られていた釣果画像

海釣り体験を満喫し、思わずガッツポーズ!

初心者からベテランまで楽しめる「海上釣り堀 太公望」。「ファミリーコース」は貸し竿1本を家族で使えますし、楽しく海釣りを体験できるステキなスポットだと思います。

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