ホテル伊東パウエル 伊豆伊東温泉
海との一体感が素晴らしい! 大迫力の絶景露天風呂
全室オーシャンビュー、リーズナブルな海辺のホテル
「ホテル伊東パウエル」は、国道135号線沿いにある海辺のホテル。伊東駅から歩いて8分ほど、海水浴で賑わう伊東オレンジビーチへも隣接し、マリンリゾートやスポーツなどを楽しめるロケーションです。今回は井伊湯種(いいゆだね)が師匠と仰ぐプロの温泉紀行ライターの飯出敏夫氏とともに訪ねました。
ホテル伊東パウエルは全室オーシャンビュー。客室や海辺の露天風呂からの眺めが自慢の宿です。
地下1階に男女別の大浴場(内湯、サウナ)があり、浴室内の階段を上った1階部分に露天風呂があります。
伊東温泉は豊富な湯量で知られ、ホテル伊東パウエルは毎分120ℓの湧出量を誇ります。
源泉は「湯川33号泉」と呼ばれ、150mほど離れたホテル向かいのガス会社の敷地内にあります。かつて老舗旅館「濤泉郷」が使用していた源泉で、当時から泉質の良さで評判だったそうです。「濤泉郷」は有名人が川奈でゴルフをする際に利用していた老舗旅館で、昭和52年頃に閉館したそうです。
露天風呂へは大浴場からこんな階段を上って行きます。ワクワクしますね。
階段を上ると視界が開け、そこには開放感あふれる絶景露天風呂が。
海との距離が近く、湯船に身体を沈めていくと、水面と一体化するような感じで海に入っているかのような感覚を味わえます。
心地よい潮風を感じながら、遠くに初島や遊覧船を眺めることができ、もう最高の気分。しかも源泉かけ流しで、泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物温泉です。塩分が感じられるお湯でよく温まり、肌もしっとり。カルシウムが多く含まれ、温泉分析書によれば切り傷や火傷、慢性皮膚病などに効能があるそうです。
続いて、もう一つの大浴場をご紹介しましょう。淡い色でまとめられ、全体的にやさしい雰囲気。こちらにもサウナがあります。
こちらの露天風呂も眺めが素晴らしいですね。相模灘が美しく、感動的です。
また、天候に恵まれた日は水平線からの日の出や朝焼けの海を見ることができるそうです。ホテル伊東パウエルでは日帰り温泉での利用もできますが、時間によって変化する海の眺めを楽しむなら、宿泊がおすすめです。
ゆったりとした客室で絶景を楽しむ!
ホテル伊東パウエルの客室(全88室)は39~47㎡のゆったりとした広さが特長。相模灘を一望できる客室と、伊東の街や伊豆の山々などを望むビーチ側の客室があります。
客室のタイプは洋室、和洋室、和室があります。相模灘を一望できる客室からは初島や手石島などが見渡せます。手石島といえば、平成元年の海底噴火で知られるようになった無人島。当時の記憶がある方もいらっしゃると思います。
スタンダード和洋室はツインベッドのある洋間と6畳の和室の組合せ。小さなお子さま連れのお客さまなど、ファミリーで利用しやすい客室です。
また、館内には卓球場やカラオケルームなどがあり、お風呂上がりの楽しみが広がります。ロビーには「パウエル文庫」というコーナーがあり、書籍や漫画、子供向けの絵本などが用意されていました。宿泊者は自由に利用することができ、本を客室に持ち帰って読むこともできます。
夕食は伊豆の味覚を堪能できる海の幸を中心にした料理の数々。朝食は和洋約30種類のバイキングです。また、リーズナブルに宿泊でき、コストパフォーマンスの高さもホテル伊東パウエルの魅力の一つ。気取らない雰囲気の中、のんびりとした休日が過ごせる穴場的なホテルだと思います。
ホテル周辺には「伊東マリンタウン」があり、お土産物のショッピングや遊覧船クルージングなどを楽しめますよ〜。
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