和菓子処 一進堂/和洲 伊東市
伊東土産は老舗の「オリジナル和菓子」!
和風ティラミス「うり坊」や
伊豆名産の「ぐり茶」を使った和スイーツが人気
創業から80年以上続く伊東の老舗和菓子店「一進堂(いっしんどう)」。こちらは井伊湯種(いいゆだね)の友人のご実家で、伊東駅前の湯の花通りに本店があります。今回は一進堂の伊東マリンタウン支店「和洲(わしゅう)」を訪ねました。
「和洲」は国道135号線沿いの「道の駅 伊東マリンタウン」バザール棟1階にあり、朝9時から営業しています。
一進堂/和洲のこだわりは十勝産の小豆など、国産の厳選された良質の素材を使った和菓子づくり。さっぱりとした味わいと一進堂/和洲でしか買えないオリジナル和菓子が人気です。その中でも見逃せないのが伊豆名産の「ぐり茶」を使った和菓子。
「ぐり茶プリン(抹茶プリン)」は、伊豆以外ではなかなか手に入らないというぐり茶の抹茶を使ったもの。深蒸し茶製法でつくられたぐり茶は渋味が少なく、やさしい甘味があるため、お菓子との相性が良いのだそうです。ほんのりお茶の香りのする濃厚な味わいのプリンはしっかりとした食感。別容器で黒みつが付いていますので、まずはそのまま味わって、次に黒みつをかけて食べれば、2通りの美味しさが楽しめます。
一進堂/和洲で絶大な人気を誇るのがオリジナル和菓子の「うり坊」と「ぐり坊」。口当たりはふんわりしていて、中はしっとり。和菓子なのにメレンゲのような口どけです。
イノシシの子供をイメージした「うり坊」は、外側はたっぷりのココアパウダーを使い、内側は5色のチョコレートチップを練り込んだ白あんを、ふんわりとした黄身あんが包んでいます。洋菓子のような和菓子で、例えるならば和風ティラミス。甘さ控えめで食べやすいと思いました。
姉妹品の「ぐり坊」はぐり茶を使った抹茶味。あんにぐり茶の抹茶と5色のチョコレートチップを練り込み、外側にも抹茶をふんだんにまぶしています。上品な甘みとぐり茶の余韻が感じられるお菓子で、こちらも美味しかったです。
両方の食べ比べができる「うり坊」と「ぐり坊」のセットは、一進堂/和洲の人気No.1です。
また、どら焼きファンにおすすめなのが「伊豆どらどら(バター風味どら焼き)」です。まず一般的などら焼きと異なるのが材料の配合。小麦粉を極力少なくして、ふわふわに焼き上げた皮とつぶあんを用い、皮とあんの間に薄くバターを塗って仕上げています。食感はふんわりとしていてまろやか。バターが良いアクセントになっていて、ほどよい甘さのつぶあんによく合います。
そのほかラム酒に漬け込んだレーズンを使った「海ほおずき」や、伊豆のみかんをイメージした「ひなたぼっこ〈伊豆蜜柑〉」などもいただきましたが、どれも味わい深く、さらにいろいろなお菓子を食べてみたくなりました。
また、好みの和菓子を詰め合わせることもできますので(箱代別途80円必要)、伊豆のお土産にいかがでしょうか。
一進堂/和洲の和菓子は伊豆高原店「いっしん」(静岡県伊東市八幡野1105-59 TEL0557-35-9839 営業時間10:00〜18:00 木曜定休)で製造されているそうです。こちらでも和菓子の購入ができますので、近くに行かれた際は立ち寄ってみてください。
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