修善寺 一石庵
『修禅寺』参拝時には、門前の甘味処で一休み
お店を利用すると、足湯もできます!
修善寺温泉街の中心にある『修禅寺』の門前、赤い欄干の橋のたもとにある、甘味処「一石庵(いっせきあん)」。
オープンは2000年で、『修禅寺』参拝の際に、気軽に休めるところがなかったことからお店を始められたそうです。
開放感ある店内はバリアフリーで、ゆったりと和める雰囲気。店内や屋外の茶席から桂川や修善寺の町並が眺められ、四季折々の景観を楽しむことができます。野鳥も多いので、バードウォッチングもできるのだとか。お店に双眼鏡も用意しているそうです。
甘味メニューの中では、地場産品の黒米からつくった「黒米餅」や、ほどよい甘さの「クリームあんみつ」が人気。
冬はさっぱりとした味わいのお汁粉、夏はかき氷がおすすめとのこと。やさしい味わいの甘味を楽しみながら、情緒あるロケーションを満喫できますので、修善寺散策の際に最適なお休み処です。
また、店内を利用すると、屋外に併設されている足湯に無料で浸かることができます!
しかも、このお湯の歴史を知れば、感慨深いものがあるでしょう。もともと、ここには「箱湯」という温泉があり、鎌倉二代将軍の源頼家の終焉の場所とのこと。日本の歴史書『吾妻鏡』にも登場する由緒あるお湯ですが、改装を施して足湯にしたそうです。日頃お世話になっている足に感謝し、ゆったりと浸かって満足を知るという意味で「知足(ちそく)の湯」と名付けられました。
修善寺温泉に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってほしいと思います。
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