鰻屋だいちゃん

地元で愛され続けてきた名店で味わう、うなぎと定食

焼き加減と柔らかさにこだわった絶品うなぎを堪能!

伊豆の国市長岡、伊豆長岡温泉エリアに店を構える「鰻屋だいちゃん」は、地元の方から「うなぎがおいしい店」として紹介されることも多く、長く地域に根ざしてきた食事処。
近くに住むスルガ銀行の社員だけでなく、井伊湯種(いいゆだね)がよく行く温泉旅館の女将さんからもおすすめいただき、「これは期待できそう」と思い行ってきました!

「鰻屋だいちゃん」の外観

「鰻屋だいちゃん」の外観

店内は気取らない雰囲気で、どこか昔ながらの食堂のような温かさが感じられます。
訪れる客層は、地元の常連の方を中心に、家族連れや観光で伊豆を訪れた方などさまざま。
看板メニューのうなぎを目当てに訪れる方はもちろん、海老フライやステーキなどの定食メニューを楽しむ方も多く、幅広い世代に愛されているようです。

「鰻屋だいちゃん」の大将は、料理人として45年以上の経験を持つベテラン。
現在の場所に店を構えてからも30年以上が経ち、長く地域に根ざして営業を続けてきました。現在の店舗は1995年に新築されたものだそうで、それ以前は別の場所で同じ店名で営業していました。
大将、もしくは息子さんの名前が「だいちゃん」なのかと思いきや、実は、前のお店のオーナーが使っていた看板の名前をそのまま引き継いだとのこと。開店当初は、資金面の事情もあり、看板をそのまま使って営業を始めたそうですが、そうしているうちに店名もすっかり地域に定着し、移転後もそのまま「鰻屋だいちゃん」の名前を使い続けているそうです。

大将は、長年厨房に立ち続けてきた職人でありながら、どこか気さくで飾らない人柄が印象的です。
取材中も気取った様子はなく、店の歴史や料理についてユーモアを交えながら話してくれました。

「鰻屋だいちゃん」の入り口

「鰻屋だいちゃん」の入り口

かつては天ぷらや刺身など多くの料理を提供していたそうですが、現在はうなぎやフライ料理を中心としたメニュー構成になっています。
長年営業を続ける中で、より良い状態で料理を提供できる形へと少しずつメニューを整理し、現在のスタイルに落ち着いたとのこと。
取材の際、大将はその変化について「だんだん手抜きになっちゃった」と笑いながら話してくれましたが、その言葉の裏には、料理をできるだけ良い状態で提供したいという職人としての思いが感じられました。
仕込みや品質管理をしっかり行い、お客さまに満足してもらうためにメニューを絞り込んだという判断のようです。

うなぎについては特に「柔らかく提供すること」に強いこだわりを持っています。
かつては浜名湖などから仕入れたうなぎを、自作した生け簀で管理していた時期もありました。
しかし周辺の工事などの影響で生け簀が使えなくなったため、現在は信頼できる業者から、その日に使う分のうなぎを毎日仕入れる形になっています。
仕入れの方法は変わりましたが、「柔らかく仕上げたうなぎを提供する」という大将のこだわりは今も変わりません。
長年の経験をもとに、その時々で状態のよいうなぎを選び、丁寧に焼き上げています。

「鰻屋だいちゃん」の店内

「鰻屋だいちゃん」の店内

座敷席、テーブル席

座敷席と、テーブル席があります

さて、まずはメニューを拝見。
看板のうなぎはもちろん、海老フライやヒレカツ、和風ステーキなど定食メニューも並び、思わず目移りしてしまいます。
しばらくメニューを前に悩んでしまいました。

「鰻屋だいちゃん」のメニュー

「鰻屋だいちゃん」のメニュー。うなぎのほか、定食メニューが並びます。
※うなぎのメニューに「お吸い物を肝吸いに変更できます(200円)」と書かれていますが、これは「うな丼」の場合のみで、その他のメニューは表示の価格で肝吸いが付いているそうです。

「鰻屋だいちゃん」のメニュー

白焼きや肝焼きも気になります

まずいただいたのは、この店の看板メニューである「うな重」です。
店内には香ばしいタレの香りが広がり、食べる前から食欲をそそられます。
ふっくらと焼き上げられた肉厚のうなぎが贅沢にのっており、その存在感に思わず目を奪われます。
「うな重」はうなぎ1本分が、「上うな重」では1.5本分が使われているとのことですが、1本分でも十分なボリュームです。
さっそく一口いただいてみると、外側は香ばしく焼き上げられ、中はふんわりとした仕上がり。
絶妙の焼き加減に加え、大将がこだわる「柔らかさ」がしっかりと感じられ、ご飯との相性も抜群!
うなぎの旨みとタレのコクが合わさり、ご飯がどんどん進みます。
出汁のきいた肝のお吸い物や茶碗蒸しをいただきながら食べ進めると、味の変化も楽しめます。
ボリュームのある一杯ですが、その美味しさに箸が止まらず、あっという間に食べきってしまいました。

うな重

「うな重」4,000円(税込)。肝吸い、漬物、茶碗蒸し(夏季は温泉玉子)付き。

うな重

うなぎを1本使用した、ボリュームたっぷりのうな重

うな重を堪能する井伊湯種

実は井伊湯種(いいゆだね)は、うなぎが大好き!

続いてご紹介するのは「白焼き定食」。
タレを使わずに焼き上げる白焼きは、脂の旨みがしっかりと感じられながらも重たさはなく、うなぎそのものの味わいを楽しめます。
添えられたわさびや醤油を少しつけていただくと、うなぎの味わいがより引き立ち、より一層おいしく感じます。
これはお酒が飲みたくなりますね。

白焼定食

「白焼定食」4,000円(税込)。肝吸い、漬物、茶碗蒸し付き

白焼定食

うなぎそのものの旨みを味わえる、通好みの食べ方です

うなぎ半身を使用した「うな丼」は、ほどよい量で楽しめる一杯です。

うな丼

「うな丼」2,600円(税込)。お吸い物、漬物、茶碗蒸し(夏季は温泉玉子)付き。肝吸いへの変更は+200円

うな丼

お値段もうな重よりお手頃で、人気のメニュー

うなぎと並んで人気を集めているのが「海老フライ定食」。
まず目を引くのは、その圧倒的な大きさ。
仕入れの際にサイズにこだわり、現在手に入る中でできるだけ大きな海老を厳選して使用しているそうです。
運ばれてきた瞬間に思わず驚くほどのボリュームで、食べ応えも十分!
衣はサクッと軽く、中はプリッとした食感。
しっかりとした身の旨みが感じられ、満足度の高い一品です。
「特に女性のお客さんから人気があるよ」と話す大将。

海老フライ定食

「海老フライ定食」3,000円(税込)。ご飯、味噌汁、漬物、茶碗蒸し(夏季は温泉玉子)付き

海老フライ定食

そのボリュームの多さから、食べきれなかった分を持ち帰る方もいるとのこと。写真では伝わりにくいかもしれませんが、かなりの大きさです!

伊豆長岡温泉エリアに佇む、地元の常連に親しまれる食事処

地元の方々に長く愛されてきた「鰻屋だいちゃん」。
実際に訪れてみると、その理由がよく分かります。
気さくな大将の人柄と、長年積み重ねてきた確かな技術。
肩ひじ張らずにしっかりと美味しいものを味わえる、おすすめの一軒です。近くを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。

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  • 鰻屋だいちゃん
  • 住所

    静岡県伊豆の国市長岡337-1

    電話

    055-947-2955

    営業時間
    11:00~14:00(LO13:40)
    16:30~20:00(LO19:00)
    定休日

    水曜

    ※月1回程度、第2・3火曜も休みの場合あり

    アクセス

    (電車・バス/タクシー利用)
    JR東海道新幹線で東京駅から三島駅まで約50分、伊豆箱根鉄道駿豆線で三島駅から伊豆長岡駅まで約25分、伊豆長岡駅から

    ・伊豆箱根バスで約10分、「伊豆の国市役所」バス停下車、徒歩約2分
    ・タクシーなら約10分

    (マイカー利用)
    東名高速道路の沼津IC、もしくは新東名高速道路の長泉沼津ICから伊豆縦貫自動車道を経由し、伊豆中央道の長岡北ICから約5分

    駐車場

    あり

    HP

    なし

    取材時

    2026年1月