伊豆の国市長岡 伊豆パノラマパーク
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ロープウェイで登る標高452mの展望施設
富士山と駿河湾を望む絶景スポット「碧テラス」
ロープウェイで約7分間。452mの葛城山山頂へ
静岡県伊豆の国市、伊豆長岡温泉のほど近くに位置する「伊豆パノラマパーク」。
車で伊豆中央道の長岡ICからわずか1分の場所にあります。
伊豆中央道を走っていると、頭上を横切るゴンドラの姿が視界に入り、気になっていた方も多いのではないでしょうか。
伊豆方面の温泉に行く際に時間があったら立ち寄りたいスポット「伊豆パノラマパーク」を訪れてみたので、その魅力をご紹介していきましょう。
こちらは1962年に開業した伊豆長岡ロープウェイが前身。
もともとは伊豆長岡温泉の若者たちが、山頂にある葛城神社へ参拝しやすくするためにロープウェイを整備したのが始まりと言われています。
その後、何度かの施設改修を経て、2021年に現在の「伊豆パノラマパーク」へと刷新され、山頂エリアに「碧(あお)テラス」を整備し、大規模リニューアルオープンしました。
そして2024年には山頂の遊歩道を含めた全域がリニューアルされ、「フォレストウォーク」や「グランドループ」などの周遊空間がオープン。
さらに2025年には、新たな絶景スポット「アクアリング」も登場しました。
こうして進化を続けてきた「伊豆パノラマパーク」。
それでは山麓と山頂を結ぶロープウェイに乗りたいと思います。
チケットは当日窓口でも購入できますが、事前に公式サイトから前売りチケットを購入しておくと、スムーズに乗車できるのでおすすめです。平日は、Web前売りチケットを事前に購入しておけば利用料金も割引となります。
小型犬はケージやキャリーに入れることで同伴可能なほか、条件を満たせば車いすのまま乗車することもできます。
ちなみに、山麓から山頂の展望エリアまで、徒歩(ハイキングや登山)で登ることも可能。
ただし、かなり勾配が急であり、山登りをするつもりで準備をする必要があるとのことでした。
ロープウェイを利用せずに徒歩で登頂して「碧テラス」を利用する場合は、施設利用料金が必要となっているので注意が必要です(大人2,500円、小人1,400円、幼児700円。いずれも税込)。
ゴンドラに乗り込む井伊湯種(いいゆだね)
ゴンドラが動き出すと、眼下には伊豆長岡の温泉街やのどかな街並みが広がり、やがて伊豆中央道の上空を越えて山頂へとスピードを上げていきます。
思っていたよりスピードが速く、少しスリルがあり、面白い体験でした。
ゴンドラからの景色は見ていて飽きず、楽しいものです
山頂に広がる“碧の世界”。水盤に富士山が映る絶景「碧テラス」
ロープウェイを降りると、目の前に広がるのが山頂のシンボルともいえる「碧(あお)テラス」。
標高452メートルの開放的な空間に、水盤を取り入れた展望広場が広がり、富士山、駿河湾、空の青が一体となる、ここならではの景色を楽しむことができます。
「碧テラス」の最大の特徴は、水面に映り込む景色がつくり出す“没入感”。
視界いっぱいに広がる空と海、そしてその風景を映す水盤が境界を曖昧にし、まるで自然の中に溶け込んだかのような感覚を味わえます。
思わず立ち止まり、時間を忘れて眺めていたくなるような場所でした。
富士山はいつまで見ていても飽きないですね
特等席として人気なのが「ザ・ウォーターラウンジ」。
水盤越しに絶景を望むことができるラウンジスペースで、ワンドリンク制です。
奥まった場所にあり、個室感覚で絶景を楽しめる予約制の「プライベートガゼボ」(有料席)。
1ブース5人までで、平日3,000円(税込)、土曜日・日曜日および祝日3,500円(税込)。
当日に空きがある場合は、現地で予約して利用することも可能ですが、休日は比較的予約が埋まりやすい傾向にあるとのことです。
プライベートガゼボ
2025年7月に公開されたオーバル(楕円)型の展望台「アクアリング」では、周囲に配置された水盤と360度広がる大パノラマが織りなす景色が楽しめます。
空、富士山、海、アクアリングの青の一体感と浮遊感は、ここでしか味わえない感動的な景色です。
展望台「アクアリング」
正面にそびえる富士山や駿河湾、箱根や天城連山まで、遮るものがなく見下ろすことができます
テラスの一角には「富士見の足湯」も設けられており、絶景を眺めながら足を休めることができます。
足湯に浸かりながら、飲食もできます
美しい紅葉の回廊や、せり出したデッキからの景色が最高です!
「碧テラス」で景色を眺めたあとは、山頂エリアを歩いて巡ります。新たに整備された「スカイガーデン by 碧テラス」には、自然と一体になれる周遊ルートが整備されています。
「富士見の足湯」から富士見ルートを通り、小径「フォレストウォーク」へ。春から夏にかけては新緑や青葉が心地よく、秋には色鮮やかな紅葉が広がります。
春の桜や秋の紅葉のシーズンには、夜間特別営業が行われ、ライトアップするそうですよ。
フォレストウォークを抜け、階段を上がると現れるのが「グランドループ」。
円形にデザインされたデッキや崖からせり出したデッキがあり、眼下には富士山をはじめとする景色が広がります。
写真スポットとしても人気が高い場所で、ここでしか味わえない貴重な体験ができますよ。
グルメや歴史スポットなど、他にもさまざまな見どころがあります
山頂エリアには、お団子やわらび餅などの和スイーツや、うどんなどの軽食がいただける「かつらぎ茶寮」、こだわりのドリップコーヒーやカフェラテ、オリジナルスイーツやノンアルコールカクテルなどを提供する「葛城珈琲」があります。
また、山頂には葛城山の名前の由来にもなっている平安時代から続くとされる「葛城神社」や、鎌倉時代からあるという「百体地蔵尊」などの歴史を感じられるスポットも残されています。
チケット購入時にもらえる「碧テラス」記念ポストカードは、あて先を書いて専用ポストに投函すると、切手なしで発送できるとのこと。
そして、受け取った方がそのポストカードを持ってくると、ロープウェイの大人往復乗車料金が300円割引になります(大人5名まで有効)。
「葛城珈琲」の店内に筆記用具や記念スタンプも用意されているので、家族や友人に手紙を送ってみるのもいいですね。
山麓エリアには、伊豆では最大級ともいわれる品ぞろえを誇る土産物店「ブルーマーケット!」や、伊豆や静岡の食材を使った本格的なイタリアンがいただける「トラットリア 伊豆 パラディーゾ」があります。
「伊豆パノラマパーク」はペットと一緒に過ごせる点も魅力のひとつです。ロープウェイは小型犬であればキャリーバッグなどを利用することで同伴可能で、山麓エリアではペットカートの無料貸出も行っています。「トラットリア 伊豆 パラディーゾ」のテラス席ではペット同伴で食事ができ、愛犬と一緒に楽しめるランチも用意されていました。
半日かけても後悔しない充実した場所でした!
今回訪れてみて感じたのは、「伊豆パノラマパーク」はただ景色を眺めるだけの場所ではなく、ゆったりと滞在することを前提とした施設だということです。
リニューアル前は1時間〜1時間半程度の滞在が中心だったそうですが、現在では半日ほど過ごす方が多くなっているとのこと。
実際に歩いてみると、その理由も納得です。
山頂エリアを散策したり、ベンチに腰掛けてぼんやり景色を眺めたり、足湯に浸かったり、カフェでひと息ついたりと、思い思いの時間を過ごすことができます。
伊豆長岡温泉を訪れた際には、少し時間に余裕をもって立ち寄ってみるのがおすすめです。
思っている以上に、ゆったりとした時間を過ごせる場所でしたよ。
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