修善寺 朴念仁(ぼくねんじん)
※閉店しました
竹林を眺めながら、
こだわりの十割手打ちそばを満喫!
細打ちの十割そばは素早く食べるべし!
修善寺温泉の真ん中、竹林の小径の脇に佇む「朴念仁(ぼくねんじん)」は人気の手打ち蕎麦の店。100年近い古い旅館を改装したお店はとても風情があります。客席はテーブルが7つ。25人も入れば満席となる店内は落ち着いた雰囲気で、窓の外には竹林が広がります。
こちらで楽しめるのは、こだわりの十割手打そば。十割そばというのは一般的に太めという印象がありますが、こちらのお蕎麦は細いのが特長。この日は茨城県産の蕎麦を石臼で挽いた十割そばをいただきました。蕎麦の実は年によって、出来の善し悪しがあるため、その年で一番良いものを全国から取り寄せているそうです。
「せいろ蕎麦」(1,050円)を食べてみれば、喉越しが良く、繊細な味わい。伸びやすいため、茹で上がったらすぐに食べるのが美味しさを味わうコツです。そのため蕎麦の大盛りは受け付けておらず、蕎麦の追加が850円とのこと。
お蕎麦とともに食したいのが定番メニューの「桜海老のかき揚げ」(1,150円)。近くの由比で採れた桜海老を使ったかき揚げは沖縄産のパウダー状の塩でいただきます。カラリと香ばしくて、これは絶品でしたね。
また、自家製白味噌にそばの実やねぎを練り込み、杉板の上で焼いた「焼き味噌」や「だし巻き玉子」、「生ゆば」など、お酒にも合うおつまみも充実。
ご主人の平山さんはもともと和食専門の料理人で、東京・銀座にある流石本店で長年料理長をつとめた人。こうした一品料理が美味しいのも納得です。
温泉に浸かったあとに、お蕎麦と共に一杯やりたいと思った湯種でした。
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