静岡市 駿府天然温泉 天神の湯
※松之湯に名称が変更になりました。
※2022年3月31日で閉館となりました。
魅惑の7つのお風呂巡り、イチオシは美容浴「水素の湯」!
23時間営業の日帰り入浴施設ですよ〜。イベントも盛りだくさん!
JR東静岡駅より徒歩約15分のところにある「駿府天然温泉 天神の湯」。静岡では御殿場高原ビールでおなじみの「時之栖(すみか)」グループの日帰り温泉施設です。
施設は6階建て!! 営業時間はなんと10:00〜翌朝9:00までの23時間営業。どんなお風呂に入れるのか、ワクワクしますね〜。
エントランスは開放的。フロントで入場料を支払います。フロント前で地元JAの農産物を販売していたり、フレッシュジュースコーナーなどがありますよ〜。
お風呂は男女別で、風情のある入口です。脱衣所は、ドライヤーコーナーが一人ひとり仕切られていて素敵。
お風呂は昔の蔵風で天井が高く、黒く太い梁が印象的です。大浴場をはじめ、水素の湯、炭酸泉風呂、死海の塩の湯、露天風呂など、湯船も多彩。サウナも2種類あります。
お風呂には地下1,500メートルから湧き出す天然温泉「天神の湯」(自家源泉)を使用。泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉。源泉の温度が31.5℃のため、入浴用に加温しているそうです。
続いては、当施設イチオシの「水素の湯」へ。去年7月から導入し、時之栖グループの中でも「水素の湯」に入れるのはここだけとのこと。何でも岩塩から水素が出る仕組みだそうで、湯種の大好きな硫黄臭も漂ってきます。老化の根源は、悪玉活性酸素による細胞の酸化と言われ、水素には一度酸化した細胞を元に戻す力があるそうです。
ただお風呂に入っているだけでも気持ちがいいのに、アンチエイジング対策になるとは!!
いつまでも入っていたくなる、感慨深いお風呂でしたよ〜。
「炭酸泉風呂」は、38〜39℃とぬるめ。皮膚から吸収された炭酸ガスが毛細血管を開き、血液循環を改善するそうです。別名「長寿の湯」とも呼ばれ、人気のお風呂ですよ〜。
また、「死海の塩の湯」は塩分濃度が海水の10倍! 中東の湖「死海」の塩を使用しており、ミネラルも豊富な美肌の湯です。
加温のみの源泉かけ流しを楽しめるのが、1人用サイズの「薬湯(かめ風呂)」。数種類の漢方をブレンドしたお湯を堪能できます。
こちらは露天風呂です。浴槽の脇に畳の寝っころがり処(男湯のみ)があるのが気に入りました。外の風を感じながら休憩するのは気持ちがよいですね!!
男湯のサウナは、備長炭サウナ(低温)とロッキーサウナ(高温)の2種類があり、檜の浴槽の水風呂があります。水風呂はよりきれいな水が循環するように浴槽の中から水を出しているそうです。
23時間営業ですが、深夜2時から早朝6時までは清掃のため、お風呂は利用できません。9時に施設をクローズし、10時の開店時間までにお湯を入れ替えているそうです。
温泉以外も充実しています。2階にはレストラン「梅干」があり、2週間に一度の割合でイベントを開催しているそうで、取材当日はパスタ実演販売の日でした。
6階には無料休憩所「天満」があります。マット、枕、毛布等も揃っていますので、翌朝までの滞在も快適に過ごせそうです。
また、4階のお休み処「ZOO」は液晶テレビ付きリクライナー50席とマッサージチェア46席が。
こちらも無料です。テレビ付きリクライナーには女性専用スペースもあります。
このほか館内でアート風書道やガーデニング教室、バルーンアートなど、講師を迎えてさまざまなカルチャースクールを開催しています。コンサートやレストランでの各種フェアなど、多彩なイベントを企画していることが印象的でした。
入館したらお風呂はもちろん、自分の思うままに一日楽しく過ごせる施設だと思います。
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