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静岡市梅ヶ島温泉 いにしえの温泉宿 泉屋旅館

常連客に根強い人気を持つ「美人の湯」!

ヌルヌルの源泉かけ流しを満喫、その湯遣いに好感!

梅ヶ島温泉の安倍川沿いに佇む「泉屋旅館」は、昔ながらの風情を大切にした温泉宿。開業してから約50年、常連のお客さまに愛されてきた宿です。

常連のお客さまの中には30年も通ってきている方もいらっしゃったり、20人位の団体で年3回も泊りに来ている方も。みなさん、ロビーで自分の家のようにくつろいでいる姿が印象的でした。

泉屋旅館ロビー

ロビーで常連のお客さまと談笑する井伊湯種

お風呂は男女別の大浴場があり、露天風呂はしばらくお休みをしているとのこと。

泉屋旅館 お風呂の入り口

お風呂の入り口

洞窟風呂と呼ばれる男湯に一歩足を踏み入れると、湯種の大好きな硫黄臭を強く感じました! また、竹をあしらった浴室も印象的です。

2つの浴槽があり、ぬるめの湯と適温が楽しめます。

泉屋旅館 男湯

男湯の洞窟風呂

特に右側の小さめの浴槽は、源泉の温度が約38〜39℃のため、少し加温した源泉が湯口から注ぎ込まれた、かけ流し(源泉槽)です。お湯のヌルつきも強く、湯温もぬるくて、いつまでも入っていたいと思いました。

泉屋旅館 湯口

湯口。コップが置かれていますが、飲用は自己責任で

泉屋旅館 洗い場

洗い場

泉屋旅館 pH値は9.34。アルカリ濃度の高いお湯はヌルヌル

pH値は9.34。アルカリ濃度の高いお湯はヌルヌル

左側の浴槽は41℃位のお湯。湯種はぬる湯が好きですが、温度の違う浴槽が用意されていると、好みの温度のお湯に入れたり、交互浴ができるので良いですね。

また、限られた源泉を上手く生かすとともに、湯遣いに気を配っていることにとても好感を持ちました。

こちらは女湯(ひのき風呂)です。

泉屋旅館 女湯

女湯

泉質は単純硫黄泉。アルカリ濃度が高いお湯は、肌になめらかな滑りとともに湯上がりにはしっとり感も。

常連のお客さまにお話しを聞いたのですが、「ここに泊りに来ると三日三晩、お風呂に入るのよ。そして美人になって帰るの!」と評価は上々。 

まさにこの宿の温泉は、リピーターに根強い人気を持つ「美人の湯」なのです。

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  • 静岡市梅ヶ島温泉 いにしえの温泉宿 泉屋旅館
  • 住所

    静岡市葵区梅ケ島5258-10

    電話

    054-269-2030

    宿泊料金

    1泊2食付で、1人1万円から ※税別。
    入湯税150円

    日帰り入浴

    入浴のみ700円(税込)
    個室休憩付き日帰り入浴2,000円(税込)など
    ※入浴時間10:00〜15:00
    ※事前に電話でご予約ください。

    泉質

    単純硫黄泉

    pH値

    9.34(実測)

    アクセス

    JR静岡駅からしずてつジャストライン・梅ヶ島温泉行きに乗車し、「梅ヶ島温泉入口」バス停下車
    新東名静岡I.C.から車で約50分
    10人以上で送迎あり。お問い合わせを。

    駐車場

    あり

    HP

    https://izumiya-umegashima.com/

    取材時

    2015年4月

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