静岡市梅ヶ島コンヤ温泉 湯の宿 民宿 志むら
山野草の庭を抜けると、そこはコンヤ温泉の露天風呂!!
わさびとクレソンは自家栽培! 梅ヶ島の郷土料理も楽しみ!
自然豊かな梅ヶ島コンヤ温泉佇む素朴な宿「民宿 志むら」。可愛いフクロウの置き物が出迎えてくれました。
次に玄関で我々を出迎えてくれたのは、きさくな女将さん。まずは露天風呂に案内していただきました。
露天風呂へは母屋から庭の通路を渡って行きます。庭にはニリンソウやシャクヤク、スミレなど、控えめながらも可憐な植物がたくさん。山野草好きのご主人が丹精込めて庭づくりをされているそうです。
「露天風呂は2つあり、檜風呂と岩風呂があるの。今日は岩風呂には入れないから、檜風呂を取材してね!」と女将さん。
岩風呂の露天風呂では、源泉チェックをさせていただくことに。温泉分析書では源泉温度は31.4℃と書かれていますが、源泉場所が宿から1km以上離れているため、それより温度が低く、入浴に適した温度にするため加温しているそうです。
次は檜の露天風呂に入りました。檜の香りとかすかに感じられる硫黄の香りに癒されます。目の前に広がるのは、やわらかな色合いの新緑とツツジの花…。とても風情がありますね。
泉質はアルカリ性単純硫黄泉。コンヤ温泉特有のアルカリ濃度の高い、トロリとしたやわらかなお湯で、お風呂上がりはお肌がつるつるになります。
もともとコンヤ温泉は大正時代から山林で働く村人がコンヤ沢から湯を持ち帰り、疲れを癒やしたり、傷の手当てに使っていたのだそうです。
こちらは檜の浴槽の内湯です。大きな窓から外の景色が見え、開放的な気分になりました。お庭がさりげなく手入れされていますので、植物好きな人にはさらに楽しいと思います。
このほか、趣きの異なる石造りの内湯があります。
また、食事は山菜や川魚、宿近くの安倍川の清流で自家栽培しているわさびとクレソンなど、梅ヶ島の食材を使った郷土料理(田舎料理)が自慢。部屋数は7。「やまがらの間」では囲炉裏を囲んでくつろぐこともできるそうです。
こちらの宿ではコンヤ温泉と田舎料理を通じて、自然の恵みをたっぷりと取り込むことができそうですね。
梅ヶ島温泉湯めぐり「券」、『ウメケン』
3つの源泉を制覇して特典をGET!
梅ヶ島には「コンヤ温泉」「新田温泉」「梅ヶ島温泉」などの温泉があります。「コンヤ温泉」と「梅ヶ島温泉」の泉質は、同じ単純硫黄泉ですが、源泉が違うため、それぞれ個性があります。また、「新田温泉」の泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉です。3つの源泉の違いを楽しみながら、湯めぐりはいかがでしょうか。
そこで、紹介したいのが「ウメケン」です。
梅ヶ島温泉郷内の提携宿や店舗で「ウメケン」(木製ストラップ)を購入し、提携温泉施設に入浴すると、ウメケンに焼印を押してもらえます。
コンヤ温泉を源泉とする温泉施設=「梅」
新田温泉を源泉とする温泉施設=「ヶ」
梅ヶ島温泉を源泉とする温泉施設=「島」
3つの焼印を集めて、参加施設等に見せると、宿泊の時に特典※が受けられるそうです。
※1人、宿泊1回につき1点の特典となります(特典の内容は各施設によりさまざま)
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