掛川花鳥園 静岡県掛川市
キュートな鳥たちとのふれあいに大興奮!
花と鳥のテーマパーク「掛川花鳥園」体験レポート!
JR掛川駅から車で約3分。花と鳥とふれあえるテーマパーク「掛川花鳥園(かけがわかちょうえん)」に行ってきました。静岡県西部エリア(掛川市)へ訪れた際にはぜひ立寄ってほしいスポットです。
掛川花鳥園は雨の日も楽しめる全天候型の施設。入園の際にはエントランスで手の消毒を行ないます。受付で入園料を払い、花と鳥の世界へ出発!
掛川花鳥園は屋内エリアと屋外エリアに分かれ、広大な敷地の中に大温室やスイレンプール、池、牧場などがあります。また、園内全体がバリアフリーになっており、誰でも移動しやすいことも特長。
最初に出迎えてくれたのはフクロウです。広い空間に設けられた「世界のフクロウ展示」コーナーには、さまざまなフクロウがいました。
私、井伊湯種(いいゆだね)は昔、フクロウを保護してしばらく飼育していたことがあるので、フクロウには特別な思い入れがあります。当時のことを思い出しながら、めずらしいフクロウを一羽一羽、興味深く観察しました。
ペンギンプールやオシドリプールでは水辺の鳥たちを間近に見ることができます。
続いては掛川花鳥園で最も有名なフクロウ、ポポちゃんに会えました! アフリカオオコノハズクのポポちゃんは現在14歳。テレビ番組で紹介され、一躍有名になりました。初めて見る実物は小さくて可愛らしく、つぶらな瞳が印象的です。ポポちゃんは「乗せてみよう!」イベントで一緒に記念撮影できます(1回200円)。出番は15:30から。体調によってはお休みのこともあるそうです。
インコのスイレンプールでは餌やり体験にチャレンジ。カップに入ったごはん(1カップ100円)を持っていると、数羽のコガネメキシコインコがすごい勢いでやってきて、餌をついばみます。肩や頭にものってきて、愛嬌がありますね。すっかり心を鷲掴みにされた湯種でした。
また、掛川花鳥園では鳥だけでなく、一年中たくさんの花を楽しむことができます。特に温室の天井から吊り下がる花々(インパチェンス)の眺めは素晴らしく、花の下の記念撮影スポットも見逃せません。
また、スイレンプールでは多くの種類の熱帯性スイレンを楽しむことができます。このエリアではオオオニバスやスイレンの葉の上を歩くアフリカレンカクが見られますよ〜。
掛川花鳥園では多くの鳥が放し飼いにされ、エリア内を自由に行き来しています。近い距離で見ることができるので、鳥好きにはたまりません。
楽しいバードショーやイベントを毎日開催
掛川花鳥園では鳥たちとの記念撮影や餌やり体験などができるイベントだけでなく、バードショーが毎日開催されています。
井伊湯種は15時から開催の「トリチョイサーカス」を見学しました。コミカルな寸劇仕立てのバードショーで、猛禽類やインコ、オニオオハシ、ペンギンたちがサーカスの団員として出演。迫力のある鳥たちの飛翔をはじめ、インコのおしゃべりなど、ユーモラスなショーを楽しみました。
30分位のバードショーでしたが、とても楽しめました。出演する鳥たちはその日によりメンバーが変わるそうです。
※ 12月の取材のため、写真はクリスマスバージョンになっています。
ほかのバードショーは10:30〜と13:00〜に開催されており、10:30からのバードショーでは、ここでしか見られない捕食の際にキックをすることが特徴的な、ヘビを食べる鳥「ヘビクイワシ」のショーや、ハリスホークのショーなどが見られるそうです。
バードショー後は、「乗せてみよう!」イベント(1回200円)に参加しました。フクロウ等の可愛い鳥たちを腕にのせて記念撮影ができるもので、撮影後はふれあい体験もできます。湯種はファラオワシミミズク「ファランちゃん」を腕にのせてみました。大人限定のフクロウだけあって、大きくて迫力があります。スタッフの方の指導のもと、やわらかな羽にさわることもできました。
イベント参加後は再び園内見学へ。園内は見どころがたくさんあるので、なかなか前に進めません。ようやく「ハシビロコウの森」にたどり着きました。ここは2016年7月にオープンし、「動かない鳥」として有名なハシビロコウがいます。この存在感と表情や仕草の可愛らしさで、たちまち人気者になったそうです。
「オオハシとトキの水辺のエリア」にはオオフラミンゴやクロエリセイタカシギ、園内では唯一のコウノトリの仲間のクラハシコウなどがいました。
屋外エリアにはエミュー牧場やハクチョウの池も
開放的な屋外エリアにはエミュー牧場やハクチヨウの池、ペリカンの池などがあります。
エミューは大型の飛べない鳥として知られ、走鳥類に属します。おそるおそるエミューの群れに近づいてみたところ、意外なことに穏やかな雰囲気。エミューは走鳥類のなかでもおとなしくて、人に慣れやすい鳥なのだとか。しかし、本気を出して走れば原付バイクより速く走れるそうです。初めて見た鳥でしたが、とてもインパクトがありました。
ハクチョウの池では大きなコブハクチョウが岸辺で休んでいました。コブハクチョウをこんなに近くで見られる機会はめったにありませんので、ギリギリの距離まで近づいて、ふれあいを楽しんだ湯種でした。
園内にはレストランもあります。レストランはバイキング形式で定番メニューからオリジナルメニューまで30種類以上。デザートやドリンクも用意されています。たっぷり栄養補給すれば、元気に園内見学ができそうですね。
売店には鳥たちのぬいぐるみからオリジナルお菓子、静岡土産まで取り揃えています。人気のハシビロコウグッズなど、掛川花鳥園ならではのオリジナルアイテムも多いですので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
掛川花鳥園は大人も子供も楽しめ、特に鳥好きの方なら一日中過ごせるパラダイスだと思います。
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