三島スカイウォーク
全長なんと400m!
日本一長い歩行者専用吊橋で話題に!
絶景を楽しむならここ!
3つの日本一が揃っている超人気スポットです。
三島スカイウォークは、全長400mという「日本一長い歩行者専用吊橋」から「日本一深い駿河湾」と「日本一高い富士山」を望むことができる人気の観光スポットです。2019年9月には、開業4周年を待たずに来場者数400万人を達成。なんと1年で100万人もが訪れる超人気の観光スポットになっています。
「三島スカイウォーク」という名称は、地名である三島とまるで空を歩いているような感覚を味わえるという意味が込められたスカイウォーク、この2つのキーワードを合わせて誕生したそうです。親しみやすくて覚えやすい名前だと思います。ちなみに、吊橋の正式名称は「箱根西麓・三島大吊橋」というそうです。
橋というと公共団体が作ったものと思ってしまいますが、橋を作ったのは地元の民間企業。三島に観光地を作ってたくさんの人に来ていただき、三島に人が流れることで街が賑わい地域に貢献できる、という考えから吊橋の計画が始まったそうです。
今回取材に同行していただいている、井伊湯種(いいゆだね)の温泉の師匠、温泉紀行ライターの飯出敏夫(いいでとしお)さんとともに、巨大な吊橋へ。
吊橋への入り口には、続々と人が集まってきます。日本一の歩行者専用吊橋に挑むワクワク感が伝わってきます。
富士山は見えにくい時間でしたが、吊橋から眺める駿河湾はまさに絶景。この吊橋はより景色を楽しめるよう、ワイヤーとワイヤーの間隔が広くとられているそうで、確かに見通しが良くて景色を堪能できました。
とても楽しそうなロングジップスライド!
混雑時には2時間待ちになる程の人気
高いのはもちろん、吊橋を渡っていると意外とゆれるため、なかなかの怖さを感じます。でも、その特別感が人気の秘密なんだろうなと思いました。
そんなことを思いながら、ちょっとしたスリルを楽しんでいると、シューッという音とともに「ロングジップスライド」を楽しむ人が、すごい速さで行き交うのが見えます。みんな歓声をあげ、カメラを向けると手を振ってくれる人もいました。
このアトラクションは大人気で、混雑時には2時間待ちになることもあるそうです。
その人気のためか、2018年7月に2本でオープンしたものが、翌年には1本増えて3本になったそうです。テレビでもたびたびとり上げられ、人気に拍車がかかったといいます。
特に夏は混雑が激しく、待っている人に陽が直接あたるため、日傘の貸出しまでしているそうです。
湯種もやりたかったのですが、この日はもう受付が終了してしまい、挑戦を断念。
「次は必ず!」と決意を新たにしました。
吊橋を渡った先で
さまざまなアトラクションが楽しめます!
吊橋を渡った先には広場があり、地元のお店が出店するテントが見えてきます。人気の富士宮焼きそば、から揚げ、生絞りジュースなどの地元のお店が出店しており、楽しそうな雰囲気です。
そのほかにも、広場脇の斜面にヤギがいたり、セグウェイに乗った人が走り回っていたりと、この広場にいるだけでも楽しくなってきます。それに感化され、湯種もセグウェイに挑戦することにしました。
広場の奥には、「Kicoroの森」という看板がありました。自然の中でアスレチックなどに挑戦できる「フォレストアドベンチャー」を楽しむ森の名前です。
このアトラクションの特色は、自然の森をそのまま活用していること。自然共生型アウトドアパークというフランス発祥のアトラクションで、環境への負荷を最小限に抑えているそうです。お子さまが楽しめるキッズコース、比較的優しいキャノピーコース、子供から大人まで、スリルもあり夢中になって遊べるアドベンチャーコースの3種類のコースがあります。
かわいい小動物たちとふれ合える
「ふろっく〜福時計〜」
子供から大人まで、みんなが気軽に楽しめるのが「ふろっく 〜福時計〜」です。珍しいフクロウやかわいいハリネズミ、ミーアキャット、フクロモモンガなど、とにかくかわいい小動物たちと触れあえる場所です。
一緒に写真撮影したり、近くで見たり、小動物によっては抱くこともできます。子供にはとてもいい思い出になりますし、大人も楽しめます。湯種もとても癒されました。
なかなかないインスタ映えスポットです。
オリジナルグッズが買えるショップやカフェ
吊橋のミュージアムもある「Tree Tree Tree」
広場には、ショップとカフェとミュージアムが一体となった「Tree Tree Tree」があります。
ショップでは雑貨やお菓子などを販売しているほか、スカイウォークオリジナルキャラクターの雑貨も揃っています。また、店内にある「ピクニックカフェ」では、ホットドッグやサンドイッチ、ドリンクが木のバスケットに入って出てきます。こんなオシャレな演出により、いつもと違うピクニック気分で軽食を楽しめます。
店内にある吊橋を学べるミュージアムも予想以上に楽しめました。三島スカイウォークを忠実に再現したジオラマや、吊橋の構想・着工・完成までを記録したパネル、吊橋のワイヤーの太さや重さを体感する展示もあります。
夕暮れの絶景も必見!
夕日がとても綺麗です
三島スカイウォークの展望デッキも見どころの一つです。昼間は、富士山の絶景だけでなく駿河湾も綺麗に見えます。遠く三保の松原まで見えるのもいいですね。
ロマンチックな夕暮れの絶景も人気があります。
15時以降のチケットを持っていれば、一度スカイウォークから出ても、無料で入場できるそうです。綺麗な夕日を見たい、という理由で再入場する人も多いとのこと。
展望デッキには、間伐材を利用して地元の障がい者の方々の協力で作られた木製チャーム「flower drop(フラワードロップ)」が置かれています。この「flower drop」は、木片で作られていて展望デッキから投げても自然に還ります。それだけでなく、木片の花びらのようなシールの下には種が埋められており、その種がやがて芽を出し、花を咲かせるようです。そんな自然保護の姿勢も、三島スカイウォークの魅力です。
天井が花で埋め尽くされた「SKYGARDEN」
地元の食材を使った料理が楽しめるレストラン
三島スカイウォークには、地元の食が楽しめるショップやレストランがあります。「花が降るショップSKYGARDEN」では、伊豆の国市特産の完熟いちごをまるごと包んだいちご大福、三島馬鈴薯を練り込んだモチモチの揚げピザ、箱根西麓三島野菜のスムージーやフレッシュジュース、三島スカイウォークのオリジナル商品などが買えます。
レストラン「森のキッチン」では、地元の食材を使った料理が楽しめます。三島ブランドに認定された「箱根西麓三島野菜」、「箱根山麗豚」、「みしまコロッケ」を豪華に盛り合わせた三島ブランドカレーが人気です。また、人気の「みしまコロッケ」も、1個200円でテイクアウトもできます。
三島の新しい観光名所!
次はロングジップスライドに挑戦したい!
三島は地元だけに400mの吊り橋ができると聞いて、関心は持っていました。そのうえ、年間100万人も来場者がいると聞き、その人気の高さにびっくりしました。実際に行ってみるととても楽しくて、これはぜひ皆さんにも紹介しなければと思い、今回取材させていただくことになりました。今回は「ロングジップスライド」には乗れなかったため、次回は必ず挑戦したい!と思う湯種でした。みなさんもどうぞチャレンジしてみてください!
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