cafe&bar Bon(ボン)
カフェで楽しむ、湯河原名物「坦々やきそば」
Bonの「坦々やきそば」は温泉卵系の絶品
今回は湯河原のご当地グルメをレポートします。
湯河原温泉は「たぬき」が見つけた温泉という伝説があり、万葉公園の中には怪我をしたたぬきが傷を癒したと言われる狸福神社(りふくじんじゃ)があります。その言い伝えと親しみやすい歌のフレーズ「♪たんたん、たぬきの…」から湯河原町商工会が町おこしとして開発したB級グルメが「坦々やきそば」です。
湯河原名物の「坦々やきそば」は地元で採れたレモンや清見(きよみ)オレンジを使用した「湯河原柑橘系」と「温泉卵系」に分かれます。「温泉卵系」は煮玉子やゆで卵、目玉焼きでアレンジしているお店もあるそうです。
現在、湯河原の17軒ほどのお店で、それぞれ趣向を凝らした「坦々やきそば」を楽しむことができます。
その中でもスルガ銀行湯河原支店の社員が推薦してくれた「cafe&bar Bon(カフェ&バー ボン)を訪ねました。
Bonは湯河原温泉街(湯河原温泉場)の近くに位置し、JR湯河原駅から車で約8分の距離にあります。スッキリとした白い外観が目印。テラス席に「坦々やきそば」ののぼりも掲げられていました。
白い外壁に木の扉がオシャレです。
Bonはもともと湯河原温泉街で60〜70年前に開店した喫茶店。ご夫妻で営んでおり、9年前に現在の場所に移転したそうです。ムーディーなジャズが流れる店内はシックな雰囲気。11:00〜16:00はカフェ営業、20:00~25:00はバー営業になります。
Bonの「坦々やきそば」は「温泉卵系」で、たっぷりのひき肉に温泉卵をトッピングしています。生野菜とマヨネーズも添えられていてボリュームもたっぷり。
井伊湯種(いいゆだね)は卵が大好き。まずはとろとろの温泉卵をくずして、ひき肉と麺にからめてからいただきました。ピリ辛味とゴマの濃厚な旨みにまろやかな温泉卵が加わり、たまらない美味しさです。添えられた生野菜とマヨネーズとともに食べれば、違った味も楽しめ、あっという間に完食。湯河原に訪れた際にはリピート決定です!
また、Bonでは「坦々やきそば」のほか、さまざまな食事メニューも用意されています。一緒に来た方とシェアして、いろいろなメニューを味わうのも楽しいと思います。
それでは、お昼の食事メニューからおすすめを紹介します。
「オムライス」はチキンライスを卵で包んだオーソドックスなもので、ボリュームたっぷり。どこか懐かしいような素朴な味わいでした。
濃厚なソースでよく煮込まれたハンバーグにはたっぷりのスパゲッティとサラダが添えられています。家庭的な味わいでごはんが進みます。
ミックスサンドは卵とハムとチーズ入り。出来立てのサンドイッチとコーヒーは最高の組合せだと思います。
チキンと帆立(ホタテ)のグラタンはトーストとサラダ付き。クリーミーなホワイトソースとチキンと帆立の旨味が味わえる一品です。
ほかにはナポリタンやカレーライス、ビーフシチューなどのメニューもあり、とても気になりました。
また、店内には外国から仕入れたバッグが展示されており、購入することができます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
カウンターの上にはウイスキーがズラリと並んでおり、その中には湯種の好きな国産シングルモルトの銘柄もありました。グラス片手に湯河原温泉の夜を過ごすのも楽しそうです。バータイムにも訪れてみたいと思いました。
湯河原温泉街の中央を流れる千歳川が神奈川県と静岡県の県境になっており、Bonの住所は静岡県熱海市ですが、最寄り駅はJR湯河原駅になります。駐車場も2台分ありますので、マイカー利用の方もぜひ立ち寄ってみてください。
読者特典をいただきました!
お食事を注文する際に「井伊湯種のホームページを見ました」と言っていただいた方には特典があります。
通常800円の坦々焼きそばが700円になります。
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