湯河原 西村京太郎記念館
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※2021年より休館中
湯河原に事件が!
西村京太郎先生のミステリーワールドを満喫
日曜日はサイン会も! 西村先生ご本人に案内していただきました!
R湯河原駅から徒歩15分、千歳川沿いに西村京太郎記念館があります。こちらは「十津川警部シリーズ」で知られるミステリー作家の西村京太郎氏が療養のため湯河原を訪れ、終の住処とされたのをきっかけに2001年に開館しました。
館内に入ると、血痕が散った事件跡が。ここからが西村京太郎先生のミステリーワールドの始まりです。
血痕をイメージした斑点が続く階段を登った2Fの展示ルームには、西村先生の500冊以上の著作がズラリ。さまざまなTVパネル、生原稿、愛用のパイプやライターなどの秘蔵コレクション、そして大ジオラマ「西村京太郎トラベルミステリーの世界」などが展示されています。
この日は、贅沢にも館内を西村先生と奥さまに案内していただきました。83歳の現在でも精力的に執筆活動を続けられ、1ヶ月に一冊は本を書き上げていらっしゃるとのこと。執筆は夜中のほうが集中できるそうです。
展示ルーム中央の鉄道ジオラマは、全体がトラベルミステリーになっていて、模型の鉄道が行き交う中で繰り広げられる殺人事件を再現したもの。複数の殺人現場&死体があり、それらを先生と一緒に探すなど、楽しく貴重な時間を過ごしました。展示物のほかには、取材風景やインタビューなどのビデオ映像が閲覧できる視聴覚ルームもあります。また、西村先生の直筆のサイン入り著書も購入できます。
1階は「茶房にしむら」があり、軽食やケーキ、ドリンクが楽しめます。見逃せないのが先生ご愛飲の炭焼きコーヒーがサイン入りコーヒーカップで供される「京太郎コーヒー」(1,230円)。飲み終えたカップは記念に持ち帰れますので、ファンにはたまらないですね。
今回の取材を通じて、西村先生の温厚なお人柄に感動して、ますますファンになってしまった湯種でした。毎週日曜日にサイン会を実施されているそうです。お仕事の都合などで行わない場合もあるそうなので、事前にお問い合わせを。
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