道の駅 伊豆のへそ/IZU VILLAGE 伊豆の国市
キーワードは「買う・遊ぶ・食べる・泊まる」、
伊豆の楽しみ方が広がる複合型の施設
いちご専門店やサイクリング施設、天然温泉付きのホテルもあります!
伊豆中央道・大仁中央インターチェンジ近くにある「道の駅 伊豆のへそ」は、「買う・遊ぶ・食べる・泊まる」が丸ごと楽しめる複合型の「道の駅」。かつては「IZU・WORLD みんなのHawaiians（イズ・ワールド みんなのハワイアンズ）」があり、それ以前は「伊豆洋らんパーク」だった場所に位置しています。2018年11月23日にリニューアルオープンし、より魅力的な複合施設に生まれ変わりました。
道の駅 伊豆のへそ
「道の駅 伊豆のへそ」の敷地内に時之栖（ときのすみか）が手がける「IZU VILLAGE（イズビレッジ）」があり、いちご専門店や宿泊施設、スポーツサイクルのショールーム、地ビールが楽しめるバイキングレストランなどが集まっています。地域のおすすめスポットなのはもちろん、素晴らしい温泉もあると聞き、ワクワクしながら取材に訪れた井伊湯種（いいゆだね）でした。
楽しみ方がいろいろある複合型の施設
インスタ映えもうれしい、
いちごの和洋スイーツが楽しめる専門店
まず訪れたのは「いちごBon Bon BERRY 伊豆の国factory（イチゴボンボンベリー イズノクニファクトリー）」です。伊豆の国市は静岡県内有数のいちごの産地。地元の農作物を活かし、いちごの和洋スイーツが楽しめる、いちご専門店として、2018年11月23日にオープンしました。土日ともなれば、ソフトクリーム目当てで多くの人が並ぶ人気店です。
「いちごBon Bon BERRY 伊豆の国factory」外観
店内には、いちごを使った商品がズラリ。物販コーナーには、いちごを使ったお菓子をはじめ、ジャムやバター、ドレッシングまでありました。伊豆の手土産としてイチオシなのは、いちごのバームクーヘンとのこと。ここでしか買えないオリジナル商品もあるそうです。
「いちごBon Bon BERRY 伊豆の国factory」店内
いちごのフルーツソースが気になる井伊湯種
店内のスタンドではソフトクリームやドリンクのテイクアウトができます。
Bon Bon BERRY STAND（ボンボンベリースタンド）
カフェでは、ケーキやパフェなど、いちごを使ったスイーツをはじめ、ワッフルを使った食事メニューなどを楽しめます。
Bon Bon BERRY cafe（ボンボンベリーカフェ）
カフェメニュー
また、店内にはファンシーなフォトスポットも設けられていて、びっくり。いちご模様のピンクの背景に白いブランコ、傍らにはいちごの被りものまで用意されていました。
インスタ映えするフォトスポット
湯種も恥ずかしながら、いちごの被りものを使ってチャレンジしてみました。ときめくものがあり、インスタ映えするスポットとして若い女性に大人気なのがわかります。
インスタ映えを目指す湯種
いちごをテーマにした可愛すぎるお店はデートにもぴったりだと思います。ぜひ訪れてみてください。
■ いちごBon Bon BERRY 伊豆の国factory
〈営業時間〉
・物販（お土産コーナー）：9:00〜17:00
・カフェコーナー：10:00〜16:00（ラストオーダー15:30）
・スタンド（ソフトクリーム/ドリンクコーナー）：10:00〜16:00
〈問合せ〉
TEL 0558-99-9300
http://izu-ichigo.com
「道の駅 伊豆のへそ」内には、ほかにもインスタ映えするスポットがありました。大きな熊のぬいぐるみとふわふわな椅子。こちらも、とてもキュートですね。
思わず試乗がしたくなる、
スタイリッシュなサイクリング施設
自転車競技が伊豆市で開催されることを受け、静岡県や関係自治体だけでなく、民間企業もさまざまな取り組みで伊豆を盛り上げています。そんな背景のなかで「道の駅 伊豆のへそ」のリニューアルオープン時にサイクリストだけでなく、マスコミからも絶賛されたのが「MERIDA X BASE（メリダ エックス ベース）」。「MERIDA X BASE」は、ヨーロッパで高い評価を集めるスポーツサイクルブランド「MERIDA」の国内取扱全車種を揃えた世界最大級の展示・試乗施設です。
「MERIDA X BASE」の解説パネル
「MERIDA X BASE」へは熱帯植物に囲まれた通路を進んでいきます。「伊豆洋らんパーク」時代からある植物園の中に通路がつくられており、当時の面影が感じられました。
「MERIDA X BASE」への道。どこからか鳥の鳴き声も聞こえてきます
ジャングルのイメージを利用して、所々にマウンテンバイクが展示されていました。
その通路を進むと、「MERIDA X BASE」に到着します。
「MERIDA X BASE」エントランス
広々としたスタイリッシュな空間にはロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、E-BIKE（イーバイク）など、「MERIDA」の最新モデルが200台ほど展示されています。ここでは購入前の検討はもちろん、すべて試乗できるほか、サイクリングの途中の休憩施設としても利用することができるそうです。
スタイリッシュな「MERIDA X BASE」館内
試乗（レンタルバイク）については、2〜7時間のさまざまなプラン（有料）が用意されています。試乗の申込みは当日でもＯＫ。会員登録の手続をすると、自転車をレンタルできます。お得なのは、レンタル後、キャッシュバッククーポン（レンタル料金と同額）が発行されること。自転車の購入時に、このキャッシュバッククーポンを持参すると、レンタル料金が値引されます。
さまざまな機種の最新モデルを展示
ジュニア用のモデルも展示
世界中のサイクリストたちとバーチャルライドを楽しめる、Zwift（ズイフト）体験コーナーもありました。
Zwift（ズイフト）体験コーナー
試乗すると、「源泉かけ流しの温泉」に入れる!
さまざまな自転車の中で湯種が注目したのは、電動アシスト付きのE-BIKE。スタッフの方から「E-BIKEなら、比較的乗りやすいと思います。レンタル料金は2時間で2,500円」と聞いて、試乗してみたいと思いました。
湯種が気になった、E-BIKE
「MERIDAは、ほかのブランドよりもコストパーフォーマンスが良いのも特長。同じ値段でワンランク上のものを買うことができます」と聞いて、ますます試乗したいという気持ちが強くなりました。そして、なんと自転車のレンタルをすると、隣接の宿泊施設「HESO HOTEL（ヘソホテル）」の宿泊者専用の温泉に入ることができ、敷地内から湧出する温泉を源泉かけ流しで楽しむことができます。「HESO HOTEL」の温泉はその湯遣いの良さから温泉マニアの間で話題になっています。自転車の試乗をして、源泉かけ流しの温泉が楽しめるなんて素晴らしいですね！
試乗ルートもいろいろ
レンタル2時間で走れる距離は平均20Kmほど。初級者の方には狩野川沿いを北上して、道の駅・伊豆ゲートウェイ函南を経由するルートがフラットで交通量も少ないため、おすすめだそうです。
館内に展示された試乗ルート。伊豆半島は自転車天国
また、上級者向けとして、プロが合宿に使うレベルの山道もあるそうです。山だけでなく、海沿いの道も走れる伊豆半島にはたくさんのルートがありますから、レベルや試乗時間に合わせて楽しめそうですね。湯種も試乗にチャレンジして、「MERIDA X BASE」から広がる、新しい世界を体験してみたいと思います。
■ MERIDA X BASE
〈営業時間〉
10：00〜18：00（年中無休）
※年末年始除く
〈問合せ〉
TEL 0558-77-2727
http://www.merida.jp/x-base/facility/
キーワードは地元野菜や果物などの特産品が揃う
食のテーマパーク
「伊豆・村の駅 伊豆のへそ店」は、リニューアル時にオープンした施設で、三島に本店があります。ここには地元野菜をはじめ、果物、しいたけ、わさび、干物、お茶などの静岡・伊豆の特産物、こだわりのスイーツなど、幅広い商品が揃えられています。美味しそうなものがたくさん集まっていて、例えるならば、「食のテーマパーク」。湯種はここに来るたび、思い切り買い物を楽しんでいます。
「伊豆・村の駅 伊豆のへそ店」入口
「伊豆・村の駅」店内に入ると、「THIS 伊豆 しいたけキャッチャー」がお出迎え。ケースの中にはおもちゃのシイタケがギッシリ入っており、こんなユニークなクレーンゲームを見ると、素通りができませんでした。
「THIS 伊豆 しいたけキャッチャー」を楽しむ湯種
明るく広々とした店内には、美味しそうな果物や野菜がズラリ。農産物直売コーナーには、100軒以上の生産者が持ち寄る、選りすぐりの新鮮な野菜や果物が集まっています。
農産物直売コーナー
沼津加工の干物や駿河湾で獲れた海産物コーナーも魅力的です。
伊豆に訪れたら、やはり干物を買って帰りたい
お店のおすすめは「うま塩だれ」とのこと。ごま油とニンニクの効いたドレッシングは、生野菜や肉との相性も抜群だそうです。ぜひチェックしてみてください。
人気の「うま塩だれ」コーナー
また、箱根三島ポークを使ったシュウマイや豚まん、ハム・ソーセージなどは、自宅用はもちろん、手土産にも喜ばれそうです。
箱根三島ポークコーナー
店内には、湯種の大好きな「うずわみそ」もありました。宗田鰹を使った味噌で、沼津内浦の名産です。ここには青唐辛子入りと青じそ入り、ピリカラ味の3種類がありますから、好みの味が選べます。今回もしっかりお土産に買って帰りました。
うずわみそ
商品を見ているだけで楽しく、掘出物を探す楽しみもあります。「食べること」が好きな人にはたまらない「伊豆・村の駅」。ぜひ訪れてみてください。
■ 伊豆・村の駅 伊豆のへそ店
〈営業時間〉
9:00〜17:00
〈問合せ〉
TEL 0558-99-9300
地ビール醸造所が併設されたバイキングレストラン
「G・K・B ＆ Village（ジー・ケー・ビー＆ビレッジ）」は、御殿場高原ビールが手がけるバイキングレストラン。地ビールの醸造所が併設されており、地産地消をテーマに和・洋・中が食べ放題で楽しめるのが特長です。ライブキッチンで臨場感あふれる出来立てを楽しめるほか、伊豆の国ビールと御殿場高原ビールの2ブランドのビールを味わえるのもビール好きにはたまりません。
G・K・B ＆ Village入口
ランチバイキングは70分食べ放題で「和洋中40品目＋デザート＋ソフトドリンク」で大人1,980円（税込）、ディナーバイキングは90分食べ放題で大人1人2,750円（税込）です。ディナーバイキングは、平日はフリータイムになるので、狙い目。地ビールなどの飲み放題はプラス1,500円（税込）で楽しめます。ディナータイムに地ビールとバイキングをたっぷり楽しみたいと思った湯種でした。
■G・K・B ＆ Village
〈営業時間〉
・平日（月-金）
ランチ 11：00〜14：30（最終受付14：00） / ディナー 17：00〜20：30（最終受付20：00）
・土曜・日曜・祝日
ランチ 11：00〜15：00（最終受付14：30） / ディナー 17：00〜20：30（最終受付20：00）〈問合せ〉
TEL 0558-76-6611
http://gkb.co.jp/gkb-village/
リーズナブルに宿泊でき、
極上の源泉かけ流しが堪能できるホテル
時之栖が手がけるIZU VILLAGEの宿泊施設「HESO HOTEL（ヘソホテル）」は、リーズナブルに宿泊できる天然温泉付きのホテル。時之栖といえば、静岡県内に多数の温泉施設やホテルを展開しており、湯遣いにこだわりのあることでも知られています。北欧風の客室はシングル・タブル・ファミリータイプがあり、全14室。テーマごとに異なる雰囲気の客室は「IKEA」のインテリアで統一され、スタイリッシュです。
ファミリータイプの客室の一例
宿泊料金の目安は、素泊まりの場合、1泊大人（高校生以上）1人3,990円（税別）から。また、完全キャッシュレス精算を導入していることも特色です。
また、「HESO HOTEL」の宿泊者専用の温泉は湯遣いが良くて感動的です。敷地内から湧出する天然温泉を何も手を加えず、そのまま源泉かけ流しで楽しめます。しかもpHが10.3という強アルカリ性の単純温泉。少しとろみのあるお湯は肌がツルツルになります。気になっていた温泉にようやく入ることができました。
宿泊者専用の温泉を堪能する湯種
■ HESO HOTEL
〈チェックイン・チェックアウト〉
・ チェックイン15:00〜
・ チェックアウト10:00
〈問合せ〉
TEL 0558-76-3355
http://www.tokinosumika.com/izuvillage/
また、道の駅の敷地内にはGKBカフェアネックスや修善寺彫・工芸雑貨のお店、観光案内所もありますので、ぜひ立寄ってみてください。
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