公共の宿 伊豆まつざき荘 松崎町
目の前は海!
絶景を楽しめる公共の宿です
チェックインから朝9:00まで
いつでも源泉かけ流しの温泉を楽しめます
伊豆まつざき荘の前身の国民宿舎伊豆まつざき荘が誕生したのは、1964年(昭和39年)のこと。目の前が海岸ですぐ横に松崎海水浴場があり、裏には川が流れる最高の立地で、松崎町の源泉(町営1号泉)からの温泉も楽しめる国民宿舎として人気を博しました。
2006年(平成18年)に、敷地内の別の場所に古い国民宿舎に代わって新たなホテルが建てられました。それが、松崎町営の「公共の宿 伊豆まつざき荘」です。
以来、最高の立地と源泉かけ流しの温泉を楽しめる公共の宿として、高い評価を受け続けています。
客室数は、和室と洋室を合わせて42室。小規模な民宿が多い松崎町としては大型の宿泊施設で、充実した温泉浴場を備えた快適なお宿です。
伊豆まつざき荘の温泉浴場はすべて最上階の6階にあります。眼下に広がる雄大な海の景色をながめながら温泉を楽しめるのが、このお宿の最大の魅力です。
玄関は、明るく開放的。玄関の内側には人力車が展示されています。
人力車の奥に水琴壺(すいきんこ)があります。横に添えられた木の板に「これは江戸時代に庭師が考案したといわれる水琴窟(すいきんくつ)の原理を応用したもので、壺の口からしたたり落ちる水滴がつぼの中で反響して美しい琴のような音色が聞こえてくることから水琴壺と呼ばれます。耳を澄ませてお楽しみください」と説明がありました。
館内に入ると、高い天井の広々としたロビー空間が広がっています。
フロントやお土産品の販売コーナー、喫茶コーナーがあります。
フロントの横には、レストランの食事の料金が表示されています。2階のレストラン「SUNSET」は、宿泊者だけでなく、一般の人も利用できるそうです。
朝7:15から9:00までの朝食は、一人税込1,650円(幼児は税込550円)。18:00から20:00の夕食は、予約が必要です。料金など詳しくは予約時にご確認ください。
玄関を入ってすぐ右側にお土産コーナーがあります。地元の名産品を中心に、いろいろなお土産が揃っているのがいいですね。
ロビー空間には、喫茶コーナーもあります。8:00から20:30まで利用できます。
眼下の壮大な絶景を楽しみながら
源泉かけ流しの温泉を堪能!
最上階の6階にある大浴場には、男湯、女湯のそれぞれに2つの内湯と露天風呂があります。
温泉マニアにとって嬉しいのは、源泉の温度が高いため時期に応じて加水はするものの、すべての湯船に循環や塩素消毒をしない源泉を投入する「こだわりの源泉かけ流し」であること。眼下に広がる絶景を眺めながらの温泉タイムは最高です。
しかも、チェックインから朝9:00時までの間、好きな時間に何度でも気ままに楽しむことができるのもいいですね。
また、14:00から20:00までは、日帰り温泉も利用できます。
大人は1,000円、子どもは500円(税込;フェイスタオル付)です。松崎町民は500円(税込;フェイスタオルなし)で利用できます。
2つの内湯のほかには、開放感抜群の露天風呂があります。
女湯は、男湯とほとんど同じ造りです。2つの内湯と露天風呂があります。
男女の大浴場のほかに、車椅子の方でも利用できる貸切風呂があります。
利用時間は16:00から22:00。料金は1時間1,100円です。
海の絶景を楽しみながら、源泉かけ流しの温泉を堪能したい井伊湯種(いいゆだね)は、露天風呂へ。
実は、湯種がこちらを利用したのは2回目。前回は日帰り入浴で利用しました。
その際、これだけ大勢の人が泊まれる(42部屋もある)ホテルで、いくつもの浴槽があるので、温泉の鮮度や湯遣いには正直あまり期待していませんでしたが、良い意味で期待を裏切られました。
すべての浴槽に、循環や塩素消毒をしない源泉を投入してくれているのはとても有難いこと。町営温泉の引き湯であり、「温泉成分に関する掲示証」に湯量は記載されていませんでしたが、相当量の源泉を投入しているからこそ実現出来ているのだと思われます。
その時に、ここはぜひレポートで紹介しようと思った次第です。
泉質は「カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉」。
アルカリ性の硫酸塩泉で、余分な皮脂を落としてくれるため美肌効果が期待でき、血管を広げて血流を良くしてくれるので、高血圧にも効果があると言われています。
和室・洋室合わせて42部屋
車イス対応の部屋もあります
伊豆まつざき荘は、和室が27部屋、洋室が15部屋、合計で42部屋の大型ホテルです。
今回は、お借りした写真で伊豆まつざき荘のお部屋をレポートします。
24部屋ある海側の和室では、絶景を楽しめます。トイレ付きで浴室はありません。町側の3部屋の和室は、バス・トイレ付きです。
洋室は、海側に4部屋、町側に9部屋あり、いずれもバス・トイレ付きです。
また、車イス対応の2部屋の洋室は、いずれも海側にあります。