金谷旅館 伊豆下田河内温泉
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食事は「部屋食」、伊豆下田の食材を大切にした料理
調理に自家源泉を用い、農家直送の新潟コシヒカリも好評
金谷旅館の食事は夕・朝食ともに部屋食で楽しめます。伊豆下田の新鮮な魚を中心に地元の食材を使い、お米を炊いたり、汁物等、調理に自家源泉を用いているのが特色。お米はご主人の実家から取り寄せた新潟県産のコシヒカリを使用。減農薬・減化学肥料のコシヒカリの玄米を毎日自家精米し、源泉を利用して炊き上げています。
夕食はお刺身を中心に新鮮な旬の食材を使った会席料理。板長が心を込めて手作りしています。取材当日(2017年6月)の夕食は以下の献立でした。
食前酒 自家製梅酒
先付 海月(くらげ)の胡麻酢和え
前菜 サーモン寿司,ちまき麩、茄子田楽、鯛子花煮、黄身カステラ
煮付け 金目煮付け
刺身 伊勢海老、マグロ、シラス、イカ、アジ、ヒラメ
焼物 太刀魚柚庵焼き
煮物代わり 穴子柳川
御飯 炊き込みご飯
汁 つくね汁
水菓子 小玉スイカ、ケーキ
食前酒の自家製梅酒は金谷旅館の敷地内で収穫した梅を用いたもの。さわやかな甘みで食事前にぴったりです。
先付はクラゲと海老、キュウリを用いた胡麻酢和え。コクがあるのに、さっぱりとした味わいでした。
この日の前菜は左手前から時計回りにサーモン寿司、茄子田楽、鯛子花煮、黄身カステラ、ちまき麩。素朴ながらも素材の旨味がギュッと凝縮されているような料理の数々。辛めの日本酒と合わせたくなります。
南伊豆方面に訪れたら楽しみなのが金目鯛料理です。甘辛いタレで煮付けた金目鯛をゴボウやホウレンソウとともにいただきました。
お刺身は伊勢海老をはじめ、マグロやイカ、アジ、シラスなどを舟に載せて。下田近海で獲れた新鮮な旬の魚を楽しみました。南伊豆名物の伊勢海老はプリプリとしていて甘みたっぷり。生シラスは生姜とともにツルリとしたのど越しを楽しめました。イカも甘くて美味しかったですね。
太刀魚の柚庵焼きはふんわりとした甘夏の香りが漂う一品。さっぱりとした味わいで、甘酢漬けのミョウガや梅肉のタレがかかったキュウリも添えられていました。
鍋物は穴子柳川。穴子を笹掻きごぼう、ネギ、三つ葉ともにだし汁で煮て、最後にとき卵を入れて仕上げます。ほどよい甘さとふんわりとした食感が楽しめる一品でした。
夕食のご飯はタコとひじきの炊き込みご飯。自家製米した新潟産コシヒカリを源泉で炊き上げたご飯にはタコの旨味がたっぷり。お腹がいっぱいなのにお替わりをしてしまいました。豆腐やふのりなどが入ったつみれ汁も源泉を利用してつくっています。特に汁物は源泉の旨みがダイレクトに感じられ、胃を包み込むようなやさしい味だと思いました。
デザートは瑞々しい小玉スイカと抹茶風味のケーキをいただきました。食後に冷たいデザートが心地よく、さっぱりしていて美味しかったですね。
炊きたてのごはんを味わう朝食
金谷旅館の朝食は日本旅館の伝統的な和食。朝食も部屋でいただきました。この日のメニューは源泉を使って調理した温泉卵やカボチャの煮物、伊勢海老の味噌汁、納豆、アジの干物や塩辛、海苔、茶碗蒸し風の豆腐など。いずれも炊きたてのコシヒカリと相性がよいものばかりで、食が進みます。そのほかにハムサラダや野菜ジュースも付いていて健康的。朝からたっぷり美味しいごはんを味わい、一日の始まりの英気を養いました。