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堂ヶ島温泉 アクーユ三四郎

景勝地として知られる堂ヶ島。目の前は海、聞こえてくるのは潮騒。ここではゆっくりとした時間が流れています。アクーユ三四郎の社長(当時)、壬生さんに宿の歴史やサービスへのこだわり、堂ヶ島の自然などについてお話をお伺いしました。
※2013年7月取材

非日常の空間で日頃の疲れを癒してほしい

滞在中に社長の壬生さんとラウンジで語らいの時間を持つことができました。アクーユ三四郎は古くは、堂ヶ島で三四郎茶屋を営んでいましたが、昭和30年代後半に温泉が出たことから昭和42年に旅館業をスタート。平成3年に現在の建物をつくり、アクーユ三四郎として稼働するようになったそうです。昔から大切にしているのは、真心のこもったサービスを提供すること。

アクーユ三四郎 ラウンジ

ラウンジ「オーシャンビュー」

アクーユ三四郎 壬生氏

「真心のこもったおもてなしをしたい」と語る壬生さん

「お客さまには非日常の空間でストレス解消や日頃の疲れを癒していただきたいと思います。お客さまに最高の満足を感じていただくことが私たちの願いであり、存在意義。普段はなかなか見られないものをご覧いただいたり、地元の美味しいものや温泉を堪能していただいたりゆっくり休日を過ごしていただければと思います」

アクーユ三四郎 堂ヶ島

客室から見える美しい堂ヶ島の風景

海側から見たアクーユ三四郎

海側から見たアクーユ三四郎

アクーユ三四郎 夕陽

駿河湾に沈む夕陽

お客さまとは、ほど良い距離感を大切にし、さりげない会話からコミュニケーションをしていく方針。お客さまからの評判は「あたたかい雰囲気で過ごしやすい」とのこと。「ゆっくり休めるので、今度は家族を連れて来たい」という声も少なくないそうです。サマーシーズンは海水浴目的の方が多く、通常は5~6人のグループやカップル、家族旅行や記念日に利用される方が多いそうです。

伊豆半島は『南から来た火山の贈り物』
ジオパーク構想への取り組み

「ここにあるのは安らぎやくつろぎ…。心を込めたおもてなしをさせていただきますので、ぜひ一度、アクーユ三四郎にご来訪いただければと思います。駿河湾の夕陽と共にお待ちしています。幻想的なトンボロ現象も一人でも多くの方に見ていただきたいですね」と壬生さん。宿からの絶景と共に楽しんでほしいのが堂ヶ島の自然。現在、堂ヶ島のジオサイト(地形や地層を観察できる場所)を散策する、ガイド付きのツアーも行っているそうです。

アクーユ三四郎 地形

堂ヶ島では海底火山が作り出した多様な地形や地質を観察することができる

「伊豆半島は、大地(ジオ)が生んだ貴重な資産がたくさんある地域。最近では『南から来た火山の贈り物』と言われています。約2,000万年前には伊豆は硫黄島付近にあり、海底火山の一部でした。フィリピン海プレートの北上に伴い、火山活動を繰り返しながら本州に衝突し、伊豆半島が誕生したのは約60万年~100万年前。これによって豊かな温泉や日本一深い駿河湾、変化に富んだ地形が作られたといいます。堂ヶ島では、世界でもまれな海底火山群を、美しい海岸線やダイナミックな溶岩地形として直接観察できるのです」
アクーユ三四郎 ジオパーク1 アクーユ三四郎 ジオパーク2

最近では伊豆半島ジオパーク構想が推進されていて、こうした貴重な地質・地形を観光に活かし、地域の活性化につなげていこうという取り組みが行われているそうです。一度見たら忘れられない、美しくも変わった地形には、それなりの理由がある…と思った湯種でした。

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