ホテルアンビア松風閣
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絶景温泉はもちろん、食事と接客に
魅力を感じるリピーターのお客さまが多いようです
シニアのご夫婦からファミリー層、
インバウンド客からも評価を得ているホテルです
「ホテルアンビア松風閣」は、富士山と駿河湾と空とが一体になったような体験ができる絶景露天風呂はもちろん、変わりゆくお客さまの好みやニーズに合わせ、常に進化し続けるホテルです。
「ホテルアンビア松風閣」の設立の背景から特色、魅力、リピーターのお客さまに愛される秘訣について、営業部の坂野桜子さんにお話を伺いました。

「ホテルアンビア松風閣」営業部の坂野桜子さん
まずは設立の経緯や歴史について伺いました。
「創業は1989年。先代の社長が焼津にリゾートホテルをと、景色が見事なこの場所を選びました。平成13(2001)年に、当時の天皇皇后両陛下にご利用・ご宿泊をいただいたという歴史も。長きに渡りお客さまに自慢できるホテルです」
実は、1990年代頃の話ですが、湯種が当時勤務していた神奈川県内の支店のお客さまに、ご家族で毎年「ホテルアンビア松風閣」に行くことを楽しみにしている、という方がいらっしゃいました。その方があまりにも楽しそうに話されていたので、30年以上経ってもその話を覚えています。
どんなお客さまが多いのでしょうか。
「時期にもよりますが、ファミリー層をはじめ、おじいちゃんおばあちゃんと息子さん夫婦といった三世代で一緒にご利用いただくご家族連れもいらっしゃいます。また、最近はインバウンドのお客さまも増えてきました。シニアのご夫婦でのご利用も多いですよ」

ロビーラウンジでお話を伺いました。庭園の松の木とともに
続いて、客室の魅力について伺いました。
「どの客室からも、すべて海や富士山を望めるようになっています。創業が1989年ですので、もともとは和室が多いホテルでした。ただ、洋室を希望されるお客さまも多いことから、2024年から少しずつリニューアルを進め、今では洋室のお部屋もご用意しています」
温泉の特徴について伺いました。
「お客さまには、美容と健康に良い温泉ということでご案内しています。 塩化物温泉で少し塩気があるお湯なので、少しずつ体の芯から温まる温泉です。湯冷めもしにくくて、源泉もそこまで熱くないので、長い間、ゆっくり入浴される方が多いようです。のぼせにくいとも聞きます。保湿性も高く、お肌もちょっとすべすべになりますし。美肌の湯ということで、女性のお客さまからは特に喜んでいただいています」
焼津温泉は、環境省などが後援する全国温泉ランキング企画「温泉総選挙」の「リフレッシュ部門」で5年連続全国第1位になっているほど人気の温泉地ですが、日帰り入浴について伺いました。
「日帰り入浴の料金は、以前は2,200円だったのですが、コロナ禍が明けてから改定し、半額の1,100円にしました。想像以上の反響をいただきまして、来館されるお客さまが月間数十名様程度だったのが、現在では100名を超え、4〜5倍ぐらいになりました」
そもそも、「ホテルアンビア松風閣」のようなグレードの高いホテルで、日帰り入浴ができることを知らない人が多いのでは?この高台にある絶景の温泉浴場が1,100円で楽しめるのは、本当にオススメだと思いますよ。

気になることが多くて、ついついたくさん質問してしまう湯種
次に、料理へのこだわりについて伺いました。
「リピーターのお客さまからも楽しみにしていただいているのが、夕食。海の幸ということで、お造りに特に力を入れています。焼津のマグロやカツオはもちろん、駿河湾の桜えびやしらすなど、地魚を中心に使用しています。それ以外にも焼き物や揚げ物にもお魚を使用しています」
「魚介類が苦手な方もいらっしゃったり、魚だけの献立では飽きたりしてしまうので、静岡のブランド肉を使ったお料理もご用意しています。たとえば、静岡市ではTEA豚というお茶を飲んで育っている豚がいます。お客さまに味だけではなく、その背景も楽しんでいただけるよう、『緑茶を飲んで脂がさっぱりとしているブランド豚があるんですよ』というような案内を行うことで、より静岡を楽しんでもらえるよう努力しております」
最後に、接客についてと、その他の魅力についてお話をいただきました。
「お客さまのチェックインからチェックアウトまではもちろん、車が到着したときから出発するまでも、最後まで気を抜かずに接客するようにしています。お客さまから言われてするのではなく、先回りして動ければ、こんなことをしたらお客さまが喜んでくださるのではないかということを考え、常に一歩先のサービスを全スタッフ心がけています」
「最近、若い世代の方に人気なのが、アフタヌーンティー。富士山が見えることから、富士山をイメージした富士山クリームソーダというものも提供しています。窓側のテーブルにおいて富士山と一緒に写真を撮られる方が多いですね。当ホテルとしても、いかに色鮮やかな、映える写真がホテル内で撮れるかということも考えて商品開発を行っています」
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