水のみち 風のみち 湯ヶ島たつた

窓の外に広がる竹林や川の景色が、1枚の絵画のよう
ずっと眺めていたくなる最高の景色です!

渓流や竹林の景観が見事な
源泉かけ流し露天風呂付きの客室

続いて、客室を見てみましょう。
客室は1階から6階にあります。

「水のみち 風のみち 湯ヶ島たつた」には、昔ながらの旅館らしい一般和室をはじめ、渓流沿いの立地を生かした客室があります。
今回見せていただいたのは、露天風呂付き客室「竹の音」と「川の音」。
どちらも、湯ヶ島の自然を部屋の中にいながら感じられる客室です。

まず訪れたのは、露天風呂付き客室「竹の音」。
こちらは上層階の角部屋にあり、竹林、山並み、渓流、空の広がりを楽しめる客室です。
2面に取られた窓から、それぞれ違った景色が広がります。
窓の外に広がる竹林や川の景色は、まるで絵画のようです。

露天風呂付き客室「竹の音」

露天風呂付き客室「竹の音」。こちらは竹林や山並み、渓流を望む角部屋です

部屋の鍵

部屋の鍵には、鹿の角を使ったキーホルダーが付いていました

露天風呂付き客室「竹の音」

2面の窓から、湯ヶ島の自然を楽しめる「竹の音」

露天風呂付き客室「竹の音」

3人で宿泊したため、ベッド2つと布団1組を用意していただきました

明るい時間帯の部屋の様子

明るい時間帯の部屋の様子。撮影が暗い時間帯になってしまったので、この写真は宿からお借りしました

「竹の音」の露天風呂

源泉かけ流しの「竹の音」の露天風呂。竹林の緑が風情を添えています

アメニティ

アメニティもおしゃれでした

手ぬぐい

客室に用意された手ぬぐいも素敵です

ドライヤー

ReFaのドライヤーが置いてありました

客室のお茶セット

客室のお茶セット

冷蔵庫

かわいいデザインの客室の冷蔵庫

続いてご紹介するのは、露天風呂付き客室「川の音」。
その名のとおり、川の景色と音を存分に楽しめる客室です。
「竹の音」が天城の里山を広く味わう客室なら、「川の音」は渓流を主役にした客室。
窓の向こうには渓流が広がり、室内にいても川の流れを近くに感じます。

客室の露天風呂にも温泉が引かれており、川の音を聞きながら湯に浸かれるのも魅力です。
社長の山田さんが客室づくりで大切にしているのは、「どんなに飾っても、窓の外の景色には勝てない」という考え方です。
たしかに、どちらの客室も過度に飾り立てるのではなく、外の景色を主役にするようなシンプルなつくり。
そして、もうひとつ印象的だったのが、部屋の余白です。
山田さんは、田舎の魅力のひとつとして「1人あたりのスペースの広さ」を挙げていました。
広い部屋だからといって物を詰め込むのではなく、ゆったりとした空間を残す。
その余白が、湯ヶ島の山あいで過ごす時間に合っているように感じました。

露天風呂付き客室「川の音」

露天風呂付き客室「川の音」。大きな窓の向こうに渓流の景色が広がります。冬はこたつで温まりながら過ごせます

「川の音」のベッドスペース

「川の音」のベッドスペース

「川の音」の露天風呂

源泉かけ流しの「川の音」の露天風呂。川の音を聞きながら温泉を楽しめます

「川の音」の露天風呂

明るい時間の写真はお借りしました

「川の音」の部屋の別角度からの様子

「川の音」の部屋の別角度からの様子

「川の音」の洗面スペース

「川の音」の洗面スペース

「川の音」のシャワールーム

「川の音」のシャワールーム

「川の音」のお手洗い

「川の音」のお手洗い

川のせせらぎを聞きながらいただく夕食。
伊東港の鮮魚や天城特産のわさび鍋など、土地の味覚を楽しめます!

続いては、旅の楽しみのひとつ、夕食です。
「水のみち 風のみち 湯ヶ島たつた」では、基本的に一年中いつでも「川床」で食事をいただくことができます。

この宿の大きな魅力の一つである「川床」は地下1階にあります。
1階まではエレベーターで移動し、「川床」へは1階から階段で降ります。

「川床」の席に着くと、すぐそばを流れる川の音が聴こえてきます。

「川床」への階段

階段には昇降機があるので、車椅子の方でも安心です

「川床」の通路

「川床」の通路

「川床」の席の様子

「川床」の席の様子。取材時は1月でしたので、ビニールカーテンやストーブ、こたつも用意されていますが、冬は防寒対策が必要です。ロビーで半纏(はんてん)を借りることをおすすめします。

料理は、伊豆の幸、天城の幸を盛り込んだ会席料理。
季節の食材を使った料理が一品ずつ並び、見た目にも華やかです。

料理長にお話をうかがったところ、「静岡県産、特に伊豆近隣の食材を中心に使用することにこだわっています。
中には、地元の農家さんに当館専用に作っていただいている食材もあり、仕入れルートも大切にしています。
また、提供場所である「川床」の環境に合わせて工夫しています。冬場は大鍋を囲んで温まり、最後に雑炊を食べて締めくくっていただきますが、夏場は「煮物感覚」として最初から調理した状態でお出しするなど、季節に合わせたスタイルをとっています」とのことでした。

取材した2026年1月某日の夕食のメニュー

取材した2026年1月某日の夕食のメニュー

前菜

席に着くと、前菜などがすでに用意されていました

先椀の蛤汁

先椀の蛤汁

前菜のアマゴチーズ、菜の花のお浸し、酢だこ糀、のし鶏、前菜の若桃錦玉羹

前菜のアマゴチーズ、菜の花のお浸し、酢だこ糀、のし鶏、前菜の若桃錦玉羹。個人的にはアマゴチーズが特においしかったです。

自家製の曙豆腐

自家製の曙豆腐。豆乳ににがりを入れて手づくりしているそうで、宿泊客から人気のメニューとのこと。出来立ての味を楽しめます

伊東港直送鮮魚、天城アマゴ、天然海老などのお刺身

伊東港直送鮮魚、天城アマゴ、天然海老などのお刺身

焼物の朴葉焼き

焼物の朴葉焼き 伊豆鹿、じゃがいも、ブリ、椎茸、青とう

温物の茶碗蒸し

温物の茶碗蒸し 白子、鼈甲餡(べっこうあん)

伊豆の恵みを堪能する井伊湯種

伊豆の恵みを堪能する井伊湯種(いいゆだね)

なかでも印象的だったのが、宿の名物でもある「わさび鍋」。
シャモのうまみが溶け込んだ出汁に、三島野菜や修善寺湯葉、天城軍鶏肉を入れ、仕上げに天城の生わさびを加えて味わいます。
わさびと聞くと辛さを想像しますが、鍋に入れることで辛みはやわらぎ、爽やかな香りと風味がふわりと広がります。

天城特産わさび鍋

伊豆屋わさび店直納のわさびを使用した「天城特産わさび鍋」。この日は入荷の関係で、天城軍鶏ではなく、しっかりとした歯ごたえと深い味わいの一黒シャモを使用していました

すりおろしたワサビ

すりおろしたワサビをわさび鍋へ入れます。ワサビは火を通すことで辛味が和らぎ、独特の風味が楽しめます。これ、すごくおいしかったですよ

大根おろしと、別添えのわさび

大根おろしと、別添えのわさびも鍋へ追加投入します

鍋の〆は、玉子を入れて雑炊に

鍋の〆は、玉子を入れて雑炊に

ライブキッチン

わさび鍋を味わっている間、席のすぐ近くに設けられたライブキッチンでは、料理長が天ぷらを揚げていました。揚がる音や香りを感じながら、できたての天ぷらをいただけるのもうれしいところ

揚げ物の天婦羅

揚げ物の天婦羅 季節野菜 藻塩

水菓子

水菓子 ミルクとイチゴのアイスクリーム グレープフルーツ さつまいも羊羹

名物のわさび丼に、目の前で焼き上げる干物
清々しい朝の空気に包まれて味わう、「川床」の朝ごはん

翌朝の朝食も、夕食と同じく「川床」でいただきました。
「景色を引き立たせる料理」を基本とし、川沿いでも料理が冷めないよう、その場で火を入れて温める料理が多く取り入れられています。

夕食が伊豆や天城の恵みを楽しむ華やかな会席料理なら、朝食はしみじみとした美味しさが魅力です。
伊豆の宿の朝食といえば、沼津の干物が王道ですが、こちらではアマゴの干物やアジを用意しているそうです。
アマゴの干物は、宿のために仕立ててもらっているもの。
川魚らしい風味がありながら、味わいはしっかりとしていて、白いご飯にもよく合います。

朝食

川のせせらぎを聞きながら席に着くと、焼き魚や小鉢、豆腐などが並ぶ和朝食が用意されていました

朝食

「川床」に用意された朝食

テーブルのコンロで焼く干物

テーブルのコンロで焼く干物

干物

おいしそうに焼き上がりました

豚汁

汁物はこの日は具だくさんの豚汁でした。日によってはアオサの味噌汁が提供されるそうです

わさび丼

伊豆の名物・わさび丼。ご飯の上にカツオ節、のり、わさびを乗せ、そこにお醤油をかけていただきます

「川床」

朝の清々しい空気と川の音を感じながら食事ができるため、とてもリラックスした時間を過ごせます

「川床」

夜とはまた違い、朝の「川床」の清々しい空気はとても気持ち良かったです

続いては宿の方へのインタビューです!